
昨年は開催がキャンセルとなったMETガラが、いよいよ9月13日(現地時間)に行われる。イベントの基本情報からドレスコードやホストまで、今年のMETガラをより楽しむために知っておきたい10のポイントをチェックしよう。
1. そもそもMETガラとは?
1995年からアナ・ウィンターが主催者を務めるMETガラは、世界のファッションアイコンらが一堂に会する年に一度のモード界の大祭典。開催の主な目的は、メトロポリタン美術館のコスチューム・インスティテュートの資金調達であり、毎年8桁の金額が集まる。2019年は、過去最高の1500万ドル(約16億5000万円)を記録した。
2. 2021年の開催予定日は?
2020年に予定されていたMETガラは、新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止となった。これを受けてコスチューム・インスティテュートは、ひとつのテーマを2021年と2022年の2回に分けて開催することを発表。第一部となる今年は9月18日より開催予定。政府のガイドラインに従い、2021年9月13日に例年よりやや小規模な祝賀会が予定されている。 また第2部は、2022年5月5日から開催予定。どちらの展示会も会期は2022年9月5日までとなっている。
3. 2021年のテーマは「イン・アメリカ」。
2021年と2022年は「In America」を共通テーマに、今年は「In America: A Lexicon of Fashion(イン・アメリカ:ファッションの辞書)」、来年は「In America: An Anthology of Fashion」と題してアメリカのデザイナーを称える。ともに、パンデミックの間に起こった文化的、政治的、社会的な出来事を紹介する内容となる予定で、コスチューム・インスティテュートの担当キュレーターであるアンドリュー・ボルトンは、US版『VOGUE』に「アメリカのファッション業界は75年間、つまりコスチューム・インスティテュートの設立当初から、ずっと私たちを支え続けてくれました。その支援に感謝するとともに、アメリカのファッションを讃え、考察したいと思いました」と語っている。また彼は、このテーマを再検討する必要性も感じていたという。というのも、1998年のMETガラ「American Ingenuity(アメリカの独創性)」が、このテーマを扱った最後の大きな展覧会だったからだ。アンドリューはこう続ける。 「パンデミックや社会的正義運動が起こるなかで、意識的な創造力が重視されるようになりました。私は、社会的・政治的状況に対するアメリカ人デザイナーたちの反応、特にインクルージョンやジェンダーフルイディティへの対応に感銘を受けました。アメリカのファッションは復興期を迎えていると思います。若いデザイナーたちは、ダイバーシティやインクルージョン、サステナビリティや透明性に関する議論の先駆者となっています」
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