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Thursday, March 5, 2020

3ステップRAW現像術! 朝日に染まる雪景色は空の階調と霧氷の輝きを引き出すのがコツ(CAPA CAMERA WEB) - Yahoo! - Yahoo!ニュース

多くのカメラマンはRAW現像で仕上げることを前提に撮影しているが、その現像工程は意外にも簡潔だったりする。ここでは風景写真家・宮武健仁が実際に行っているRAW現像術を3ステップで紹介する。

「3ステップRAW現像術!」の詳細を写真で紹介

朝日に染まる雪景色は空の階調と霧氷の輝きを引き出すのがコツ

朝日が照らす霧氷の木々を撮影。撮って出しでは目で見た光景に比べて白っぽいはずの霧氷が暗く写り、全体にくすんで感じられる。

そこで、RAW現像で手前の朝日が当たって赤く焼ける木を鮮やかにした。奥につながる霧氷の木々がピンクに染まる様子や、幹の氷のディテールなども再現できた。

現場第一主義だが記憶の再現にRAW現像が欠かせない

朝夕の光によって雪景色が染まる光景はドラマチックだ。特に、霧の明けた早朝に山で見る霧氷は、稜線の木々がピンク色に輝き、満開の桜並木のようで格別。しかし目で感じる風景以上に朝夕は明暗差が大きく、空が飛んだり、斜面が沈んだりしがちである。感動の光景がJPEGデータのみでは再現しきれないこともある。だが、RAWデータにはもっと許容度の高い記録が残っているので、記憶に近い風景を現像処理により再現することができる。

私は風景の撮影時は必ず、RAW+JPEGで記録している。夜景を除いては、ホワイトバランスはほぼ「太陽光」で、基本的にJPEGそのままでも使用できるよう適正露出を目指して撮っている。後から調整が可能とは言っても、やはり現場第一主義だ。その上で再現しきれなかったシーンを現像で救済するための保険がRAWだと思っている。インスタグラムなどで「映え」を意識して、レタッチのやり過ぎによって写真が破綻して版画のようになってしまった作品を見かける。RAW現像では記憶した美しい光景の再現に留めたいものだ。

今回は霧氷や雪が暗くならず、夜明け空の鮮やかさを損ないたくなかったので、撮影時に空が飛ばない程度のプラス補正をした。そして現像で霧氷の輝きや朝焼けの赤の鮮やかさを表現している。また、LUMIX S1Rでハイレゾ撮影したデータもSILKYPIXで美しく現像することができるので、2億画素クラスの超高解像度のリアリティ表現を味わってほしい。

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