さいたま市のスナックは、火事で店が焼けて１年かけて営業を再開したやさきに、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で再び営業の中断を余儀なくされました。
さいたま市のＪＲ北浦和駅の近くにあるカラオケスナック「Ｒｅｄ２」のママ、山本雅子さんは、東京都の小池知事が夜間の接客を伴う飲食店で新型コロナウイルスの感染が広がっていると発言したことなどを知って先月営業の自粛を決めました。
山本さんは以前は駅を挟んで反対側の店で営業を行っていましたが、おととし１１月、同じビルに入っていた飲食店から出た火が燃え移り店が全焼しました。
カラオケや食器など店にあったすべてのものが焼け、１年間にわたって営業の中断を余儀なくされました。
去年１１月、およそ５００万円かけていまの場所に移転して営業を再開し、以前の常連客が戻ってくるなど順調に経営していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大で客やスタッフの安全を考えて営業を自粛することにしました。
山本さんは、営業を自粛している間、仕事を休んでもらっているスタッフに定期的に連絡を取って、営業再開後に戻ってきて欲しいと話しています。
営業自粛中も店の賃料やスタッフの人件費などで１か月に５０万円ほどの経費がかかりますが、山本さんは常連客からＳＮＳなどで届く営業再開を望むメッセージを励みに、新型コロナウイルスが終息し営業が再開する日が来ることを願っています。
山本さんは、「お客さんやスタッフはかけがえのない存在なので、笑って歌ってみんなで手拍子して、そういう生活が戻ってくることを望んでいます」と話しています。
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April 10, 2020 at 12:45PM
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営業再開も再度中断のスナックは｜NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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