移籍金が冨安健洋のローマ行きに待ったをかける可能性があるようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の報道を引用して、『フットボール・イタリア』が伝えた。
昨夏にベルギーのシント＝トロイデンからボローニャに加入した冨安。セリエA1年目ながら、クラブの月間最優秀選手に輝くなど、右サイドバックを主戦場としてリーグ戦が中断するまで公式戦21試合に出場し、評価を高める。
この活躍を受け、先日からローマが日本代表DFの獲得に関心を寄せると頻繁に報じられている。しかし、ボローニャが要求するとされる2000万ユーロ（約23億円）の移籍金が冨安の今夏のステップアップを阻む可能性がありそうだ。
同メディアによると、ローマは冨安を高く評価し、獲得を強く望んでいるようだが、移籍を実現するために財政面での努力が必要だ。そのために、同クラブはフアン・ジェズスとアレクサンダル・コラロフを放出する可能性がある模様。しかし、プレー機会のないジェズスは高額なサラリーが理由で新天地が見つからず、コラロフとは2021年夏までの新契約を結んだばかりと難しい状況に直面するようだ。
先日には、イタリア『コリエレ・デロ・スポルト』が冨安とジェズスのトレードの可能性を報じていたが、現段階で具体的な話は確認されていない。
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May 09, 2020 at 05:29AM
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冨安健洋のステップアップは移籍金が障害に？ローマは2選手放出を迫られる可能性も - Goal.com
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