100円ショップ「Can★Do」を展開するキャンドゥ(本社・東京都新宿区)は、1月29日(金)に「Can★Doすすきの駅前店」をオープンさせる。札幌大通・ススキノ地区で無店舗状態だった「Can★Do」が戻ってくる。(写真は、1月29日にオープンする「Can★Doすすきの駅前店」)
出店場所は、札幌市中央区南3条西4丁目2の石原ビル1階で、駅前通と都通りに面している。2020年3月14日に閉店した「ダイコクドラッグすすきの駅前店」跡への居抜き出店。出入り口は狭いものの奥行きは広く、一般的な中型サイズの店舗となっている。
キャンドゥが、大通・ススキノ地区で無店舗状態になったのは、昨年5月に建て替えのため「ラフィラ店」(南4西4、ラフィラ4階)が閉店してから。それまでは同地区で2店舗を展開しており、大創産業(本社・東広島市)が展開する「ダイソー」の「狸小路2丁目店」(南2西2、金一舘ビル6階)、「札幌ピヴォ店」(南2西4、ピヴォ3階)、セリア(同・岐阜県大垣市)が展開する「Seria」の「4丁目プラザ店」(南1西4、4丁目プラザ4階)、ワッツ(同・大阪市中央区)が展開する「ワッツウィズ狸小路コクミン店」(南3西3、コクミンドラッグ狸小路店2階)が競合する中で、存在感を見せていた。ワッツは、昨年9月に「ワッツ札幌ル・トロワ店」(大通西1、ル・トロワ4階)を出店、同地区で知名度を高めている。
そんな中、「Can★Do」が、8ヵ月ぶりにススキノで店舗を構えることになった。他の競合店舗がいずれも商業ビル内の空中店舗に対して、「すすきの駅前店」はビル1階の路面店。立地環境が違う特色を生かし、シェア回復となるか。なお、キャンドゥは当初、店舗名を「札幌大通り店」としていたが、最終的に「すすきの駅前店」に変更した。
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