まずは超PayPay祭について振り返ろう。同キャンペーンの中心ともいえる全スマホユーザー対象20%還元は、3月に新規登録もしくは半年ぶりの利用で20%の還元率が上乗せされる。ソフトバンク/ワイモバイルのスマホユーザーはさらに10%上乗せになるので、これだけで最大50%還元になる。還元上限は通常のユーザーがいずれも1000円相当/回・期間。ソフトバンク/ワイモバイルのスマホユーザーは、基本2000円相当/回・期間で、3月に新規登録した場合のみ3000円相当/回・期間になる。
店舗ごとのキャンペーンでは、それぞれ還元率が異なる。例えば「mixiゲーム」では、通常のユーザーで50%還元の対象になり、ソフトバンク/ワイモバイルスマホユーザーが+15%で最大65%還元になる。還元上限はいずれも3000円相当/回・5000円相当/期間。ここに中核の20%還元キャンペーンが加われば、本来ならば単純計算で最大115%還元だ。
しかし、キャンペーン併用時のルールとして66.5%が還元上限として設定されているため、48.5%分の還元は切り捨てられる。このとき、還元上限額が消化される優先度は、「最大1000円相当 20%戻ってくるキャンペーン」やPayPayクーポンが高い。次いで、ほかのキャンペーンや通常特典の還元額が消化される。
ちなみに、なぜ66.5%を上限に設定しているのか。PayPayに尋ねてみると、「法律や商習慣など、さまざまな事情を踏まえて決定した」との回答。また、PayPay主催ではなく、ebookjapanのように店舗が独自でキャンペーンを展開している場合は66.5%の上限を超えて還元を受けることができるという。
超PayPay祭でキャンペーンを併用する際は、自身の還元上限がキャンペーンごとにどのような状況になっているのか、把握しておくと効率的にお得な買い物が実現できる。確認する際は、PayPayアプリのホーム画面にある「おトク」から各キャンペーンのページを参照すると分かりやすいのでおすすめだ。なお、最大1000円相当 20%戻ってくるキャンペーンは予算に達し次第、早期に終了する場合があるので覚えておきたい。(BCN・南雲 亮平)
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