
今やテレビで見ない日はないほど人気のお笑いコンビ「ぺこぱ」が今春、ラジオ番組で初めてレギュラーをつかんだ。ニッポン放送で平日深夜0時から放送中の「オールナイトニッポンX(クロス)」で、木曜日のパーソナリティーを担当している。
名を上げたきっかけは2019年12月の「M―1グランプリ」決勝だ。シュウペイ(33)の無邪気で唐突なボケに、
メディアへの出演が相次ぐ中、ラジオのレギュラーは悲願だったという。松陰寺は「今まではゲストとして、毎日違う現場での収録を繰り返してきたが、週に1回、ぺこぱが帰ってくる家にしたい」と意気込み、シュウペイは「ブラボー!って感じ。目標の一つを達成した」とはしゃいだ。
番組は生放送で、近況を語るフリートークに加え、リスナーからメールを募集するコーナーを二つ設けた。一つは松陰寺が応援するプロ野球・千葉ロッテマリーンズの応援歌の替え歌で“何か”を応援するコーナー、もう一つはシュウペイが愛するKinKi Kidsの曲に乗せ、ワクワクする事柄を紹介するコーナー。シュウペイが掲げた「2人にしか出来ない掛け合いをして、新しいファンを獲得する」という目標に向け、うまく軌道に乗った形だ。
今でこそ日の目を見たが、雌伏の日々は長く続いた。2人の出会いは、松陰寺がピン芸人として活動していた約14年前。そのアルバイト先の東京・渋谷の居酒屋にシュウペイが入店し、「とりあえず伝説作りたいっス」。それを面白がった松陰寺の誘いで、08年に漫才コンビを組んだ。
しかし、一向に売れる気配はなく、芸風もラッパーの格好をした「ヒップホップ漫才」、松陰寺が相方に好意を抱く設定の「ボーイズラブ漫才」など二転三転。ボケとツッコミも頻繁に入れ替え、10年後、現在のスタイルにたどりついた。「バイトで生活するのか芸人として生きていくのか。その覚悟が甘かった」。「辞めるんだったら全部やりきろうと。思いついたことは全部形にした」。試行錯誤の日々を松陰寺が振り返る。
転機は19年。元日放送の「ぐるナイ おもしろ荘」で優勝、その勢いが年末のM―1の決勝進出につながった。松陰寺の決めぜりふ「時を戻そう」は20年の新語・流行語大賞の候補になり、両腕を交差させて人さし指で頬を指す「シュウペイポーズ」も流行。時の人となった。
ただ、ブレイク後はコロナ禍の影響で、観客の前で生の漫才を披露する場が少なかったといい、「今年は単独ライブをやりたい。たくさん漫才をしたい」と松陰寺。シュウペイは「今年は勝負だと意識して頑張っていきたいと……、思いません」とおどけつつ、「初心を忘れず、永久に謙虚に頑張ります」と意気込んだ。(松田拓也)
からの記事と詳細 ( 「ぺこぱが帰ってくる家に」「目標の一つ達成」悲願だったラジオでのレギュラー番組 - 読売新聞 )
https://ift.tt/3xxomX0
No comments:
Post a Comment