2021年05月01日20時02分
ピンチを切り抜けてほえる姿は、気迫に満ちていた。楽天の田中将が6回無失点と粘り、本拠地仙台での連勝で2勝目を挙げた。
四回以外は毎回走者を背負う苦しい展開となったが、ホームは踏ませず「己に負けなかった」と我慢を自賛した。六回途中からは一球ごとに声を出し、威力十分の直球を投げ込んだ。球数は今季最多の106球。「粘られて球数がかさみながらも、しっかりと形にできたところはよかった」とうなずいた。
日本復帰初戦では制御できなかった直球も登板ごとに質を上げ、投げる割合も増えてきた。石井監督もベンチからの視線で「かなりしっかりとしたスピンが出ていそうなボールだったし、(捕手の)太田の構えているラインにも乗っていた。全体的に回数を重ねてすごく精度が増してきている」と評価する。
5回3失点の黒星スタートから、6回1失点、そしてこの日と着実にステップを踏み、状態を上げてきた。「各登板で内容が自分の中で違って、いろんなものを経験でき、自分にとってすごく大きな3登板」。マウンドに仁王立ちしていた8年前の背番号18に近づいてきた。
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