
TOKYO FMの新音声サービス「AuDee(オーディー)」にて配信中のコンテンツ「Monthly Artist File -THE VOICE-」。1ヵ月ごとに担当アーティストが替わり、楽曲の制作秘話や番組でしか聴けない特別なエピソードを語ります。5月はRHYMESTERが担当。5月2日(日)の放送・配信では、Mummy-Dが初のライブアルバムについて語りました。
◆打ち込みの音を生音で豪華に再現
4月28日(水)、RHYMESTERは『MTV Unplugged: RHYMESTER』をリリース。2021年2月28日にMTVでオンエアされた「MTV Unplugged: RHYMESTER」の音源と映像をパッケージ化したものです。1989年にニューヨークで始動した「MTV Unplugged」は、これまでにエリック・クラプトン、ニルヴァーナ、宇多田ヒカルなどがアコースティックで数々の名演を披露しています。「MTV Unplugged」の演奏にあたり、RHYMESTERが意識したことは何だったのでしょうか? Mummy-D:「MTV Unplugged」って、みんながアコースティック楽器を持ち寄って、いつもよりサイズダウンしてリラックスしてみせるのが、この企画のポイントだと思うのね。だけど、僕らラッパーはDJという最小単位のスタイルで曲をお届けしているので、これ以上サイズダウンはできないわけ。なので、逆に僕らは打ち込みの音を生で再現することで、ゴージャスにするほうが面白いんじゃないかなと思って。 この時期に大勢の演奏者を導入しまして、アコースティックギター、ウッドベース、ピアノ、フルート、ホーン、ストリングス、パーカッションにDJを加えてゴージャスにしました。コロナ禍にできた時間で「生の音をどうやって聴かせるか」をブラッシュアップできたので、すごくやりがいがありました。
◆無観客ながらも人の“繋がり”を感じるライブ
RHYMESTERにとって、『MTV Unplugged: RHYMESTER』が初のライブアルバム。無観客でありながら、客席もエモーショナルに映るように意識したそうです。 Mummy-D:ステージ上にはアクリル板をデザインした形で置いて、1つ1つの客席には7色に光るライトを置きました。2021年の「今」でしか切り取れない、「誰もいないけどみんながいる」絵を作りたいなと思って、映像の面でも力を入れました。 さらに続けて、「MTV Unplugged」の出演を振り返ると……。 Mummy-D:お客さんはいないんだけど、あの高さから客席に向かってマイクを持ったいつもの姿勢を取ると、感覚が戻ってくるというかね。今まで眠っていたものが戻ってくる感じで、すごく本能的なものを感じたかなあ。お客さんがいないから撮り直しっていくらでも可能なのに、なんでか血がたぎっていたんだよね(笑)。アレンジには時間をかけたんだけど、結果的に出したものはライブでしかないというか。無観客ではありましたが、いつも以上のライブ作品になった感じがしました。 (TOKYO FM「Monthly Artist File -THE VOICE-」5月2日(日)放送より)
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