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東京五輪サッカー男子代表は7日、静岡県内で事前合宿の3日目を行った。MF田中碧(22)は川崎Fからドイツ2部デュッセルドルフに電撃移籍後、初めて取材対応。新天地にドイツ2部を選んだ決断の背景を明かし、トータルバランスの優れたボランチとして世界のトップに這(は)い上がっていく野望を口にした。
“成り上がり人生の第2幕”は、五輪から始まる。主力ボランチとして期待される田中は「自分が目立たないくらい前の選手がしっかり活躍してくれることが自分の役割」としつつ「金メダルを獲るためにやっている。優勝することで日本サッカーの価値も上がる」と力を込めた。
五輪直前にデュッセルドルフへ電撃移籍。「小さい頃からエリートではない。地に足をつけてステップアップしていく人生。まずはしっかり試合に出て少しずつ上がっていくのが自分に向いているルートなのかなと思って決断した」とドイツ2部を新天地に選んだ理由を明かした。
言葉通り、五輪への道もエリートコースではなかった。初選出は19年6月のトゥーロン国際大会と遅め。ただ、その年の10月の敵地のブラジル戦で2得点して金星獲得の立役者となり、一気に名を上げた。代表切符を手にし国内でのプレーを終えた今、成り上がり人生の第1幕は終了。ここから世界が舞台の第2幕が始まる。
「ずっと2部にいる気持ちはさらさらない。まずはドイツにいるトップオブトップの選手たちの舞台にたどり着くことが一番」と1部でのプレーを見据える。「僕がメッシになることはできないが一芸に秀でていない選手にも凄い選手はいる。トータルバランスが優れた選手に、世界的になっていかないといけない」とも言った。第一歩は五輪から。世界でのし上がる足がかりとする。
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