
JR東日本は新駅を地域の憩いの場にしようと、栽培だけでなく加工にも関われるホップの栽培を今春から始めた。同区の学校や企業、観光施設などに呼び掛け、全9カ所で約50株を栽培。駅を開発した時の残土を混ぜたオリジナルの土を使って鉢で育てた。
同大では、法学部の蛯原健介教授のゼミに所属する学生が5株を栽培した。7月に学生と企業関係者、大学と小中高校の教職員ら約40人がオンラインで交流。生育状況を共有し、造るビールの味を検討した。学生の舘野はづきさん(20)は「交流を通じ、自分も地域の一員だと気付けた」と話す。
同大での収穫作業には、学生8人とJR東日本や大学の関係者ら10人が参加した。
これまでの作業分を含めて全9カ所で収穫したホップは約2キロ。大阪府のメーカーが醸造する。一部はパンの原料にも使う予定だ。
今後、学生が考案した17種類のラベルデザインの中から、採用するものを決める。11月には完成したビールを住民にお披露目する予定だ。同社は「地域とのつながりを深める取り組みを来年以降も続けたい」(事業創造本部)と意欲を示す。
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