(写真 : 「私たち結婚しました2」で期間限定の夫婦生活を送る足立梨花、塩野瑛久 (C)モデルプレス)
◆「私たち結婚しました2」塩野瑛久&足立梨花の“結婚生活”に密着
本番組は、韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組「私たち結婚しました」を日本版にリメイクした、ABEMAオリジナルの恋愛モキュメンタリー番組。多方面で活躍している有名芸能人同士の結婚生活に密着し、期間限定の夫婦生活のなかで、結婚式や新居の準備、寝室での様子など普段見ることができない、夫婦のリアルな様子をお届け。漫画家の東村アキコが監修を務め、結婚生活を送る二人へのミッションも見どころとなる。
6月から放送されたシーズン1では、野村周平とさとうほなみ夫婦の不意打ちのキスや、白洲迅と堀田茜夫婦の思わずキュンとする手繋ぎなど、それぞれのカップルによるリアルで甘い結婚生活に多くの反響が寄せられた。
シーズン2では塩野と足立のほか、俳優の浅香航大と女優でモデルのトリンドル玲奈が出演。MCは千鳥のノブと俳優の三浦翔平が続投し、毎話豪華なゲストを迎え、スタジオでのトークに花を咲かせる。
◆塩野瑛久&足立梨花、撮影前の心境は?どんな相手が良かった?
過去にバラエティ番組で共演した経験があるが、今回がほとんど初コンタクトだったという塩野と足立。インタビューは撮影序盤の頃に実施したが、最新家電とアニメという共通の趣味を持つ二人は、すでに意気投合している様子で、2ショットの撮影中も雑談が止まらないほど笑いの絶えないインタビューとなった。
― まず出演が決まったときの心境を教えて下さい。
足立:私は最初「私の恋愛に(視聴者が)興味あるのかな?」と思ってしまって本当に楽しんでくれるかは不安でした(笑)。それこそシーズン1を観ていたので、「あれを自分がやるんだ」となったときに「お相手の方は誰だろうな?」と色々と妄想をしてドキドキしました。
― ちなみに「こういう人が良いな」とか「こういう人だったらちょっと不安だな」という気持ちはありましたか?
足立:どこまでの共演歴がある人が来るのかなと思って、それによって始まり方が違うので緊張しました。共演歴が沢山ある方だと恥ずかしくてできないけど、知らない方が改めて聞けるし、ドキドキもできそうだなと思いました。
― では、ちょうど良い感じでしたか?
足立:ちょうど良かったです(笑)。
塩野:それ、褒められているの(笑)?
足立:ははは(笑)。
― 塩野さんはどうでしたか?
塩野:僕は、正直最初出るか出ないかというところに対してすごく真剣に悩みました。俳優はミステリアスな方が魅力的なのでは?という考えもあって。でもよくよく考えたら俳優さんが素で喋っているのを見る機会は多いし、ある意味自分の素に近い部分を出せる瞬間は今後あるかないか分からないと思い、そういう意味では今までにやったことがない挑戦ができるし、自分を客観的に知ることができる良い機会だなと思ってやってみよう、と決めました。
足立:どんな人が良かった(笑)?
塩野:でも本当に梨花で良かったなと思います。始まる前(スタッフに)好きなタイプを聞かれたときに、基本はそんなにテンションが高くないし、多分もっと日常に迫れば迫るほどスンとしているのでそんな中でも気にせず明るく接してくれる人や笑顔が絶えない人が好き、と答えて“まさに”でした。そこはすごくありがたかったですし、蓋を開けてみたら趣味とか共通点もめちゃくちゃ多くて。「自分とは違う趣味の人とか自分にない部分を持っている人が良い」という人もいると思うんですけど、僕はどちらかと言うと自分の時間を共有できて趣味も自分に近い人の方が良いので、本当に良かったと心から思っています。
◆塩野瑛久&足立梨花、共通の趣味で意気投合
― 結構共通点があるという部分を重視されているんですね。
塩野:割と重視しているかもしれないです。例えば一緒に暮らしたときにそれぞれの時間を過ごすことも大事ですけど、共有できた方が時間がもったいなくないなと思っちゃうんですよね。
足立:分かる(頷く)。もちろんそれぞれの時間があることも良いんですけど、一緒のことをしたいし、一つでも良いから同じ趣味を持っている方が、この先何年経っても会話が減ることはないなって。
塩野:例えばですけど、どっちかが仕事でどっちかが家にいたときにニュースで「アニメの第2期スタート」とか発表されたら…
足立:もう速攻連絡するよね!「あれ決まったよ」って。
塩野:連絡するよね!そういう些細なことでもやっぱり同じ趣味を持っていたら「共有しよ」と思うけど、それが全くお互いの趣味に興味がなかったら「これ共有してもしょうがないな」と思っちゃうじゃないですか。それでコミュニケーションが一つなくなってしまうので、そういう意味ではあった方が良いなと思っています。
― 共通の趣味が最新家電とアニメなんですよね。
足立:アニメは私どっちかというと行ききってる方だから(笑)。(塩野が)アニメ好きなことは今回初めて知ったんですけど、観ているアニメも共通するものが多かったのでそこもすごく良かったです。
塩野:(足立は)多分もっとコアだから、教えてもらいたいなと思います。
足立:じゃあもっとコアなの教えるね。
◆塩野瑛久、年上女性との恋愛は?「年齢は気にしない」
― 以前バラエティ番組で少し共演したことがあったそうですが、印象は変わらなかったですか?
塩野:元々柔らかいイメージだったんですけど、その中にも芯があって言うことははっきり言うというのは新しい発見でした。
足立:どちらかと言うと変わらなくてそのまんまなイメージでした。ただ勝手なイメージで可愛らしくて弟感のある人だと思っていたんですけど、こっちが悩んでいると決めてちゃんと引っ張っていってくれるタイプなのでそこらへんの印象は変わったと思います。
― 元々お二人はどんな人に対しても人見知りしないで打ち解けられるタイプですか?
二人:(声を揃えて)基本的には。
足立:しているともったいないよね(笑)。その人との出会いってもしかしたらそのときだけかもしれないし、仲良くなっていた方が色々良いと思うので。
― 学年で言うと二歳差ですが、塩野さんは年上の女性はどうですか?
塩野:僕はあんまり年齢気にしないです。年齢でどうこうのというのは普段からないですね。
足立:結局人と人だもんね。
塩野:そうそう。結局その環境を取り巻く経験値も違えば精神年齢だって変わってくるので、別にそこに重きは置いてないです。
◆塩野瑛久&足立梨花、お互いが感じるパートナーとしての素晴らしさ
― これから夫婦として過ごしますが、お互いがパートナーとして素晴らしいと感じるところはどこですか?
足立:さりげなく気を遣ってくれて、ちゃんと引っ張ってくれて、あとはちゃんと自分の感情を口に出してくれるところ。楽しかったら「楽しい」とか言ってくれないと何を思っているのか分からないので。言葉に嘘がないところが嬉しいです。
塩野:僕は(一緒にいて)、楽しいです。
一同:(笑)。
塩野:会話していても些細なことで笑ってくれたり反応してくれたりするのがすごく楽しいなと思うし、大雑把な一面が垣間見えるシーンがあるんですけど、そういうところもそれ自体を楽しんでくれているのがすごく良いなと思いました。あるミッションが上手くいかなくて多分ちょっと悔しかった思いもあるんですけど、そこもズーンとならずに明るく凹んでいたんです。
足立:心折れそうなくらい凹んだよ(笑)。
◆塩野瑛久&足立梨花、結婚観と結婚相手に求める条件
― 元々結婚願望はありましたか?
足立:私は母と同じ道を進んでハタチに結婚して21歳で子供を産むと思っていたんですけどこの業界に入った時点で無理だなと思って、「25、26歳くらいで結婚したいな」と言っていたらそれもどんどん先延ばしになってしまいました(笑)。今29歳なので30歳くらいに良い人が現れたらなぁとは思うんですけど、もうそれが全てじゃないですよね。「○○ちゃんのお母さん若いよね」と言われたかったというのがハタチで結婚をしたかった理由なんですけど、まあそこは諦めて、見た目で頑張ればいいかと思っています。(笑)
塩野:僕は結婚に対して執着とか理想みたいのはそんなになくて、お互いに良いなと思える人に出会えてタイミングが合ったときにできれば良いかなと。家族というものが素敵だなというのは身近な姉家族を見て感じているし、家族を持ちたいという気持ちがないわけではないんですけど、姉家族と一緒に過ごしていることで若干経験しちゃっている部分はあって、姉に子供がいるので孫の顔を親に見せるというミッションもそんなに意識しなくなったし、正直に言ってしまうと結婚ということがまだ分かっていないですね。もちろん相手に「ウェデイングドレス着たい」とかそういう願望があれば叶えてあげたいんですけど、僕個人としては結婚という形式を取る必要性はなんだろう、とか深く考えちゃうタイプなのでまだ迷走しているかもしれません。
― では、結婚相手に求める条件はなんですか?
塩野:(照れて)これは俺がかっこつけて言ったやつだ。
足立:撮影中言っていたことがあったんです(笑)。もう1回言って。
塩野:嫌だ、超恥ずかしいじゃん(笑)。もうめっちゃトラウマだよ。
足立:でも素敵な言葉だからちゃんと言った方が良いよ。
塩野:結婚をするときに「幸せにします」とか「幸せになりましょう」ではなくて、「不幸になっても一緒にいてくれる人が良い」というのをかっこつけて言ったんです。すごく絶頂に幸せな時期を二人で迎えて過ごすのは当たり前だから、辛いときとか苦しいときに一緒に支え合っていける間柄が良いと思うんです。そうでないと二人の人生を一緒に背負って今後の人生を歩んでいけないと思っているので10代くらいからそういう人が良いなと思っていました。
足立:なんだろう…私は自分のことをずっと好きでいてくれたら良いかな。あとは尊敬し合える人だったら。私は多分尊敬という部分がなくなったらダメなタイプなので、自分も尊敬できる人にならなきゃと思うし、相手もなっていて欲しい。あとはお互い相手のことを思いやれることが大切だと思います。
◆塩野瑛久&足立梨花、目指すは「ベスト夫婦賞」
― ミッションなども色々あると思うんですが、ラブストーリーを演じている感覚とは全然違いますか?
足立:違いますね。「今、手を繋ぐべきなのか?」とかどこまで行って良いのか分からないんです(笑)。台本がないので結局自分の意思というか、自分の判断でやらなきゃいけない部分が多いので、自分の中ではすごく悩んじゃいます。
塩野:どちらかと言うとお芝居の方が自由なんですよ。
足立:ちゃんとやることが決められているからね。
塩野:そう。やることが決まっていてその中でどう表現するかなので、自分が自信を持って「これです」と提示すれば良いんですけど、「わた婚」は答えがないですし、もちろんお芝居にも答えはないんですけど、今回は自分が提供したものが世間からずれていたらどうしよう、とか…。
足立:すごい分かる。「今じゃないでしょ!」とか思われたら嫌だよね。
塩野:そう!でも段々雰囲気も分かってきたし、自分なりで良いんだというところも見えてきたので今後は変わってくるかもしれないですね。
足立:確かにその悩みは段々減っていくかもしれないです。
― では、まだこれから撮影が続くので最後の撮影が終わるまでの目標を発表して欲しいです!
塩野:ベスト夫婦賞でしょう(即答)。
一同:(笑)
足立:目指すはね!今まで出た4組の中で。…どうやったらなれると思う?
塩野:どうやったらなれるのかな。
足立:難しいよね。それぞれ色味が違うからなあ。
塩野:そうなんですよね。結局視聴者の方も好みがあると思うので、とにかく楽しむことが一番かなと思いますし、この先の展開に僕はすでにワクワクしているので、それがそのまま視聴者に伝わってワクワクもキュンキュンも憧れも全部感じて頂けたらと思います。
足立:右に同じです!
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
◆塩野瑛久(しおの・あきひさ/26)プロフィール
1995年1月3日生まれ、東京都出身。2011年「第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で審査員特別賞およびAOKI賞を受賞したことをきっかけにデビューし、「獣電戦隊キョウリュウジャー」にてキョウリュウグリーン/立風館ソウジ役をつとめた。近年はLDHプロデュースの「PRINCE OF LEGEND」シリーズ(2018)、映画「HiGH&LOW THE WORST」(2019)で存在感のある役を演じ注目を浴びる。2021年2月にオスカープロモーションを退社し、8月にLDH JAPANの所属を発表した。
◆足立梨花(あだち・りか/29)プロフィール
1992年10月16日生まれ、長崎県生まれ、三重県育ち。2007年「第32回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリに選ばれデビュー。女優、タレントと幅広い分野で活躍。主な出演作にNHK朝の連続テレビ小説 「ゲゲゲの女房」(2010)、ドラマ「あまちゃん」(2013)、ドラマ「大東京トイボックス」(2014)、「噂の女」(2018)、「僕はまだ君を愛さないことができる」(2019)、映画「でーれーガールズ」(2015)、「傷だらけの悪魔」「アヤメくんののんびり肉食日誌」(2017)など。NHK総合「土曜スタジオパーク」でMCを務めている。
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