キャリアの浅い馬たちによる一戦で能力比較や展開が読みにくい面は否定できないが、過去10年で1番人気は1着2頭、2着3頭、3着2頭。3番人気まで枠を広げても1着6頭、2着6頭、3着5頭とやや波乱傾向だ。
◎プルパレイはアスター賞の優勝馬。6月のデビュー戦こそ、後の新潟2歳S2着馬アライバルに屈したが、続く新潟マイルの未勝利戦は半マイル通過46.8秒、前半1000m58.7秒のハイペースを自ら演出して1分33秒3のレコード勝ち。続く中山競馬場のアスター賞は半マイル50.4秒、前半1000m62.5秒とスローに落として、最後は中山の急坂をものともせずに11.2秒、11.1秒。この自在性は逃げ、先行馬が少ない少頭数競馬では大きな武器になりそうだ。
〇セリフォスは新潟2歳Sの優勝馬。デビュー戦、そして新潟2歳Sともにスタートダッシュが今ひとつだったが、長く良い脚を使ってしっかりと勝ち切った。とくに前走の新潟2歳Sは最後の直線が平坦の新潟コースとはいえ、レースラップが11.0秒だった残り400mから200m地点で先頭に立ち、最後は流すように11.8秒。自身32.8秒の末脚を繰り出している。初めて経験する右回りが気にならなくもないが、不安よりも楽しみのほうが大きい。
△スタニングローズは阪神マイルコースで未勝利戦を勝ち上がり、新潟2歳S5着、サウジアラビアRC3着。デビューからの4戦中3戦でメンバー最速の上がりタイムを計時し、新潟2歳Sでも勝ち馬に次ぐ32.9秒の末脚で追い込んだ。スローペースからの上がりの競馬になれば、一角崩しは十分にありそうだ。
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