2021年11月24日05時29分
20日までポーランドで行われたフィギュアスケートのワルシャワ・カップで、アイスダンスの村元哉中、高橋大輔組(関大ク)が自己ベストで2位に入った。初の国際スケート連盟公認大会となった前週のNHK杯で出した得点をリズムダンス、フリーとも更新。合計で10.66点も上積みし、今季世界13位の190.16点をマークした。
男子で2010年バンクーバー五輪銅メダルの高橋は、マネジメント会社を通じ「大きな励み。また新しい経験ができた」との談話を出した。転向2年目で、大会のたびに手応えを深めている。
NHK杯で高橋が反省点に挙げたのは「エッジワーク」だった。ステップは、世界選手権の頂点にも立ったシングル時代に男子随一と評された。しかし、アイスダンスではまた違った繊細さが求められ、パートナーと息を合わせる必要もある。
NHK杯で2種類ともレベル2にとどまったフリーのステップは、ワルシャワ・カップで3に上げ、出来栄え点(GOE)も2点以上の加点を引き出した。連戦でしっかり成長の跡を残した。
北京五輪代表1枠の最終選考会となる12月下旬の全日本選手権(埼玉)に向けて、拠点の米フロリダ州で練習を積む。高橋は「一日一日を大切に、悔いの残らぬよう頑張っていきたい」。村元は「さらなる進化と完成度を求め、トレーニングに励みたい」とコメントした。
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