フィギュアスケートの全日本選手権女子で昨年まで2連覇し今大会を欠場した日本女子のエース、紀平梨花(トヨタ自動車)は女子フリーが行われた25日夜、自身のツイッターに、「大きなプレッシャーの中みんな本当におめでとう」などとつぶやいた。
正式に欠場を表明したのは今大会の開会式があった22日だった。7月に発覚した右足の距骨疲労骨折が理由で、日本スケート連盟を通じ「少しでも早く氷上での元気な姿を見て頂けるよう、今は治療に専念する」などとコメントした。
昨季まで3シーズン、日本女子を引っ張ってきた。平昌五輪翌シーズンからシニアに転向し、初出場した2018年12月のグランプリ(GP)ファイナルで平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)を破り頂点に立った。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器に瞬く間に世界のトップへ駆け上がった。
若手有望株が次々に出てくるロシア勢が4回転ジャンプを駆使する中、紀平も必死に食い下がった。昨年の全日本で、初めて4回転サルコーを決めた。
今年9月にはカナダを拠点にすることを発表し、レベルアップを目指した。けがは思うように回復しなかった。GPシリーズ2戦を欠場し、全日本にも間に合わなかった。過去の世界選手権で3位以内の実績があれば五輪代表選考の対象となったが、19年の4位が最高だった。
25日夜のツイッターでは「私も早く怪我を完治させもっともっと強くなって戻ってきます‼ わたしもがんばります!」と続けた。まだ19歳。復活が待たれる。(田中充)
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