またしても、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースの未来については待たなくてはならない状況だ。
昨オフシーズンにはロジャースとグリーンベイ・パッカーズのフロントオフィスの間の不和が話題になった。ロジャースが引退やトレード、もしくはパッカーズに残留してこれまでに唯一ホームと呼んできたチームとの延長契約を結ぶ可能性考えている今オフシーズンは、より友好的な状況になるだろう。
現地25日(火)に『The Pat McAfee Show(パット・マカフィー・ショー)』に出演したロジャースは「確かに、すべての選択肢を検討している」と話した。
「いかにもありそうなものとか、可能性の高そうなものとかはあるけれど、詳しくは言わない。一番大事なのはプレーへのコミットメントで、オフシーズンに入ってトレーニングやそういうものすべてをやっていくこと。そこからはエージェントやブライアン(グーテクンストGM)との話し合いになって、前へ進んでいくという考え方でチームの望みを検討し、そこから決断を下していく」
38歳のロジャースは17回目のシーズンを土曜日に終えた。トップシードのパッカーズは、
驚きの展開となったサンフランシスコ・49ersとの試合を13対10で落としている。パッカーズとは来年も契約があり、グーテクンストとの関係性も良好になったものの、プレーへのコミットメントに触れたコメントからは引退の可能性が覗いていた。プレー続行を決断すれば、パッカーズ希望がもたらされるだろう。ロジャースは再建中のチームに加わりたくないとの意向をすでに示している。
ロジャースは自身の希望についていくつかのヒントを出す一方、何らかの決断を下す前に、今は感情を収めようとしている。
「スーパーボウルで残り時間が0になったときに何をするのが正しいのかは、俺たちは分かっていたと思う。だが、勝てると思っていたディビジョナルラウンドでとなると、そうじゃない。だから、それは違う感触なんだ。結果はどうあれ、もしスーパーボウルに進んでいたとしても、それは別として感情的な決断をしちゃいけないし、戻るにしろ、やめることを決断するにしろ、そこには巨大なコミットメントが必要になるから時間をかける必要がある。検討し、友人や愛する人たち、去っていった元チームメイトたち、今もプレーしているチームメイトたちとコミュニケーションする時間を十分にとる。こういう細かい部分を考えなきゃいけないし、そこから自分の中での直感を確かめ、決断をして前へ進んでいく」
また、ロジャースは一度引退し、1シーズン後に戻ってくる可能性を否定している。グーテクンストとの関係性を“友情”と表現したところからは、昨年に比べて大幅に改善されたことがうかがえる。昨年のように不和が話題になることはなく、ただ待ってもらうだけだとロジャースは語った。
「一つ、俺がしないこと、100%やらないことは、引退してから1年後に戻ってくることだ」と話したロジャースは次のように続けている。
「ただ、そういう望みがまったくないってこと。意味がないからな。パッカーズとの関係性でいえば本当にいいところにいて、特にブライアンとはそうだし、俺たちの友情や信頼は単純な会話のあり方を成長させ、その会話から出てくるものは良くなっている。変なよそよそしさや沈黙のバトルとか、そういうものはもうないだろうし、ブライアンと俺は今年を通じていい会話を交わしてきた。決断については対話していく。それだけだ。長く引き伸ばすようなプロセスはないだろうし、それが自分にとって、彼にとって、組織にとって、そして他の下すべきすべての決断にとってベストだと思う」
【A】
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