バッファロー・ビルズとワイドレシーバー(WR)コール・ビーズリーは袂を分かつかもしれない。
ビルズがビーズリーにトレード先を探す許可を出したと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが現地4日(金)に状況を知る関係者の話を元に伝えた。ビルズのジェネラルマネジャー(GM)であるブランドン・ビーンはこの報道を認めている。
ビーンGMはガラフォロに対して「向こうから話を持ちかけきた。われわれはそれに耳を傾け、トレード相手を探す許可を出した」と明かしており、ビーズリーがビルズへ戻ってくることに関しては「ドアは閉まっていない」とつけ加えた。
代理人はビーズリーの状況についてコメントを控えている。
ダラス・カウボーイズで7シーズンを過ごした後、ビーズリーは2019年にビルズと4年2,900万ドル(約33億3,000万円)の契約に合意した。2022年には490万ドル(約5億6,000万円)の基本給が支払われる予定で、保証金は含まれていない。契約最終年を迎えるビーズリーは新たな契約も求めているようで、それがトレードを求めている1つのきっかけとなった可能性もある。
昨年に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンを接種しないという決断をして物議を醸していた32歳のビーズリーは、NFLのCOVID-19プロトコルの多くに異議を唱えていた。
2021年シーズンはビルズの一員になってから最悪の結果を残しており、キャッチ82回で693ヤード、タッチダウン1回を記録している。スロットに配置されているビーズリーは過去3シーズンでクオーターバック(QB)ジョシュ・アレンが低く投げる際のターゲットとして重要な役割を担ってきた。
ビルズが実際にビーズリーをトレードすれば、WR陣に今よりもさらに大きな穴が開くことになる。ビーズリーがいたとしても、ビルズはランアフターキャッチに苦戦しているチームを改善できるスピードを兼ね備えたワイドレシーバーを求めていた。
ビルズがトレード相手を見つけられなかった場合、ビーズリーの契約に保証金が含まれていないことや、キャップスペースを確保しなければならない状況を踏まえると、ビーズリーをカットする可能性もあると言えよう。
【RA】
からの記事と詳細 ( ビルズがWRビーズリーにトレード追及を許可 - NFL日本公式サイト )
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