雪辱を誓ったライス [写真]=Getty Images
ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスが5日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・準決勝セカンドレグ フランクフルト戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトが伝えている。
1979-80シーズン以来となる主要大会でのタイトル獲得を目指すウェストハムはEL・準決勝でフランクフルトと対戦。“ロンドン・スタジアム”にフランクフルトを迎えたファーストレグでは開始早々の失点が響き、1-2で敗北を喫した。敵地に乗り込んだセカンドレグでは1点のビハインドを追う状況で、19分にDFアーロン・クレスウェルが退場すると、26分に痛恨の失点。試合はこのまま0-1で終了し、ウェストハムは2戦合計スコア1-3で準決勝敗退となった。
まずライスは「勝てるという本物の自信があった。今夜はもし、11人だったら勝てたということを証明できたと思う。正直なところ今、ここに立っていても思うけど、彼らはゴールまで何もしていなかった。あれが鍵で、もしあの失点がなければ、相手が1点リードしているだけで、僕たちは何か掴めるものがあったはずだ」と勝敗の分かれ目となった場面に言及した。
今大会ではグループHを首位通過すると、ラウンド16でEL最多優勝回数を誇るセビージャを、準々決勝ではフランスの雄リヨンを撃破したウェストハム。同大会10試合に出場し、ベスト4進出の立役者となったライスは「もちろん、悔しいけど、同時に誇りに思っている。ヨーロッパの舞台でサッカーができることを知った時は興奮したし、実際に大会に出場してこれほどの結果を残すことができた」と万感。続けて「僕たちはクラブとして、選手として、ファンとして、ヨーロッパの夜にふさわしい存在であることを証明したんだ。2戦合計スコアで何チームか素晴らしいチームに勝ったけれど、(今夜は)そうならなかった。今さら過去にさかのぼって何かを変えることはできない。でも、僕たちは必ず戻ってくるし、今シーズンを力強く締めくくる準備はできている」と来シーズンの欧州大会出場に向けて、意気込みを示した。
またライスは「がっかりしているけど、以前にも同じような状況に陥ったことがある。EURO2020決勝で負けた時、これ以上下はないと思っていたけど、これも同じくらいだ」と悔恨。それでも「僕はそこから学んだし、選手たちもまた戻ってくるということを学ばなければならい。このような経験は、僕たちのキャリアにおいて素晴らしいものになる。また、必ず(この舞台に)来る」と悔しさを糧にすると口にしている。
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