◇11日 中日1―6巨人(バンテリンドームナゴヤ)
巨人の中田翔内野手が「巨人の4番」に座った。移籍後初。そして、見事に勝利を呼んだ。1回2死三塁で中前へ先制適時打。「やることは変わらない」。そんな気持ちで巨人の4番での初打席に臨み、役割を果たした。
長嶋茂雄、王貞治、原辰徳、松井秀喜…。歴代の名だたる選手が担った歴史と重みのある巨人の4番。中田は「第91代」として名を刻んだ。どんな心境だったのかと聞くと、こう答えた。
「4番は(岡本)和真の席なので、和真が戻ってくるまでみんなでカバーしながらやっていくだけです」。今の4番は岡本和。誰もが認めるところだ。中田もそう思っている。その岡本和が不振に苦しんでいる。だからカバーする。そんな気持ちで臨んでいた。
それでも、日本ハムで長年4番を張った男だ。「4番はチームの勝敗を分ける。うまくいかなければ外されることもありました。自分を信じてやるしかない。これまでも自分を信じてやってきました」。重みはよく分かっている。そして、いきなり結果を出し、勝利に導いた。
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