還付金詐欺など、電話で現金を振り込ませる手口の詐欺被害をなくそうと、対策などを紹介したパネル展が熊本市で開かれています。
このパネル展は、還付金詐欺など電話ごしに現金を振り込ませる手口の詐欺が急増していることから、熊本県警察本部が買い物客など利用者の多い熊本市中心部の商業施設で開きました。
会場には、詐欺の手口が実際の被害の事例とともに18枚のパネルで紹介され、このうち還付金詐欺については、市役所や金融機関の職員になりすました男が「払いすぎた税金が戻ってくる」などとうそを言って、電話ごしにATMを操作させて振り込ませる手口がまとめられています。
熊本県警生活安全企画課の平田美和警部は「被害者の9割以上が、自分は被害に遭わない自信があったと話しています。過信せずに、まずはどんな手口があるのかを知って欲しい」と話していました。
警察によりますと、県内では、ことし6月までの上半期で電話で現金を振り込ませる手口など特殊詐欺による被害額はおよそ1億9000万円と、去年の同じ時期の2倍近くにのぼり、過去5年で最も多くなっているということです。
このパネル展は、熊本市中央区の「サクラマチクマモト」で21日まで開かれています。
からの記事と詳細 ( 電話を使った詐欺被害をなくす 対策を紹介したパネル展|NHK 熊本県のニュース - nhk.or.jp )
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