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2022年09月27日(火)18:02 pm
ルイス・ハミルトン(メルセデス)が、まだF1史上最多記録となる通算8回目のドライバーズタイトル獲得を諦めてはいないと主張した。
昨年は最終戦アブダビGPでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にまさかの逆転を許してタイトルを逃してしまったハミルトンだが、今シーズンはメルセデス2022年型F1マシンに戦闘力がなく、いまだに1勝もすることができていない。
F1関係者の中には、こうした状況はハミルトンが引退を決意するための序曲となるはずだと考えている者もいる。
■ハミルトンとメルセデスはさらに強くなれる
しかし、かつてメルセデスでハミルトンと一緒に仕事をした経験を持つロス・ブラウン(F1モータースポーツ担当マネジングディレクター)は、来季以降ハミルトンとメルセデスが巻き返す可能性は十分にあると考えているようだ。
「ルイスはキャリアのたそがれ時にいる」
来年の1月には38回目の誕生日を迎えることになるハミルトンについてそう語ったブラウンは、ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に次のように続けた。
「しかし、それはまだ終わったという意味ではない。彼は再び勝てるマシンを手に入れるために多くの努力をしているし、それは彼にとっては一種の人格検査のようなものなんだ」
「結果として、ジョージ・ラッセルの方がレースではよりハングリーになっているかもしれない。だが、ルイスは戻ってくる。間違いないよ」
「それはメルセデスも同じだ。このような弱さを克服しなければならない時期があることでさらに強くなれると私は信じている。私は自分自身の経験からそれを知っているんだ」
■フェルスタッペンとの間にわだかまりはないとハミルトン
一方、ハミルトンは、2021年のタイトルを失うことになった経緯から当初はF1に幻滅していたのも事実だと認めている。しかし、それでもハミルトンはまだ8回目のタイトル獲得を視野にいれているという。
「マックスと僕の間には何も残っていないよ」
昨年の最終戦アブダビGPでタイトル争いを逆転されたフェルスタッペンについてそう語ったハミルトンは、次のように続けた。
「マックスは昨年自分の義務を果たしたんだ。そして、僕と彼との間には何の問題もないよ」
「僕らは何年も戦ってきたし、おそらくクルマの外ではお互いに尊敬し合うようなことはなかったかもしれない。だけど、悪感情は抱いていないよ」
■再び頂点に立つために取り組むハミルトン
そう語ったハミルトンは、F1史上最多記録となる8回目のタイトルについて、「執着しているわけではないけれど、僕の考えの中心に位置しているのは確かだ」と認め、次のように付け加えた。
「それはピラミッドの頂点にあるんだ。そして、今年行われた作業は、再び頂点に立つためのものだよ」。
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