2020年の大相撲11月場所で現役引退した元大関琴奨菊の秀ノ山親方(38)=本名菊次一弘、福岡県出身、佐渡ケ嶽部屋=の引退相撲が1日、東京・両国国技館で開かれ、断髪式で宮城野親方(元横綱白鵬)や二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)ら約400人がはさみを入れた。
師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)から最後のはさみを入れられ「寂しさも、次へのステップという気持ちもあり、すごく不思議な感じだった」と感慨深げに話した。
断髪式前の最後の一番として、長男弘人ちゃん(5)、次男将弘ちゃん(1)と"対戦"。両腕を広げて上体を大きく反らす「琴バウアー」を親子で披露し「一番泣きそうだった」と実感を込めた。
秀ノ山親方は高知・明徳義塾高から02年初場所で初土俵を踏み、がぶり寄りを武器に11年秋場所後に大関昇進。16年初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を遂げた。現在は部屋付きで後進を指導している。
両膝などのけがで秋場所を途中休場した横綱照ノ富士は土俵入りを行ったが、取組からは外れた。〔共同〕
からの記事と詳細 ( 元琴奨菊「次へのステップ」 引退相撲、断髪式に400人(写真=代表撮影・共同) - 日本経済新聞 )
https://ift.tt/s9Q6rBf
No comments:
Post a Comment