新型コロナの水際対策が大幅に緩和され、長崎の観光業界では多くの外国人観光客が戻ってくることへの期待が高まっています。
長崎市のホテル「長崎にっしょうかん」では、新型コロナの感染拡大以前、外国人観光客が宿泊者全体のおよそ２割を占めていましたが、長引くコロナ禍で、ほぼゼロに減っていました。
水際対策の大幅な緩和を受けて、ホテルには、韓国や台湾、タイなど主にアジアの国や地域からの予約の問い合わせが相次ぎ、来月は、およそ６００人分の予約が入っているということです。
このためホテルでは、外国人客の受け入れに向けて、英語と中国語、それに韓国語でマスクの着用や手や指の消毒を呼びかけるチラシを館内に貼るなど、準備を進めていました。
長崎県の観光統計によりますと、新型コロナの感染拡大前の令和元年、およそ７９万１０００人の外国人観光客が県内に宿泊しましたが、去年は、およそ３万５０００人まで減っています。
「長崎にっしょうかん」の山下昇悟アシスタントマネージャーは「当館は特にインバウンドのお客が多いので、コロナ前の水準まで一刻も早く復活してほしい。言語スタッフが少ないので、簡単なことばは、スタッフ一同覚えていきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 水際対策緩和 観光業界 外国人観光客が戻ってくることに期待｜NHK 長崎県のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/1gcWhdS
No comments:
Post a Comment