売り上げナンバーワンでも管理職。まさにプレイングマネジャーの降矢まさき氏による、年上部下の接し方は理論的だ(写真:tsubasa_works12)
優秀なビジネスパーソンほど、“年上部下”に悩む機会が多いのではないでしょうか。もともとの先輩社員、定年退職後の嘱託社員、派遣やパートなどの非正規雇用者、etc.。そこには若い管理者に対して、マウンティングやハラスメントも少なくありません。
昨年売り上げ5億2000万円を成し遂げた降矢まさき氏も、3店舗を管理するプロデューサーとして多くの年上部下に接しています。一晩で億のお金が動くこともある世界だけに、障害は少しでも減らさなければいけません。
「だからこそ“売り上げゼロ”の先輩でも、しっかり信頼関係を築くことを重要視しています」と明かす降矢氏。今回も書籍『日本一「嫌われない男」の億を売る仕事術』から一部引用・再編集し、年上部下の接し方を紹介します。
年上部下との軋轢を和らげる3つのSTEP
ホストは、主に売り上げで評価されます。売り上げを伸ばすほど、役職は上がり、それに伴ってお店の運営や経営に関わる仕事も任されるようになります。ホストクラブは一般企業とは違い、キャストのほとんどが20代~30代という特殊な社会です。
年上が部下になることは何ら不思議なことではなく、日常の光景です。ただ最近は、接客するお客様から「社歴が私より10年以上も長い10個上の年上の先輩からやっかまれて困っている」や、「昇進したけど、私が年下だから認めてくれないのか、私の仕事はなかなか受けてくれない」など、年上部下の扱い方について相談を受けることも少なくありません。
そもそも「仲間の出世をやっかむ」「他人を認めない」といった人間性が自分の評価を下げていることに気づいてほしいですが、それはさておき、年上部下との軋轢を和らげる、あるいは上手に付き合っていくには、①歩み寄る、②プライドと承認欲求を満たす、③正論を突きつけるの3ステップで臨むのが王道です。それぞれ解説させてください。
からの記事と詳細 ( 「年上部下」との軋轢を和らげる3つのステップ - 東洋経済オンライン )
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