サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会は9日、準々決勝が行われ、クロアチア代表が1―1からのPK戦の末、4―2でブラジル代表を破った。クロアチアは準優勝だった前回に続く4強入り。
ブラジルのネイマールは3度目のW杯も頂点に届かなかった。延長前半ロスタイムに鮮やかなパス交換で中央を突破し、GKもかわしてゴール。ペレに並ぶ代表最多の通算77ゴール目で勝利を引き寄せたかに見えたが、クロアチアの粘りに屈し、試合後は大粒の涙を流した。
今大会を最後に代表を引退する可能性も取り沙汰されるが、「正直なところ、わからない。扉を閉ざすつもりはないし、100%戻ってくるというわけでもない」と語った。
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