道南の長万部町にある東京理科大学のキャンパスでは、新型コロナウイルスの影響で新入生の受け入れを３年間中止していましたが、新年度から再開します。
東京理科大学長万部キャンパスでは基礎工学部の新入生が１年間、寮生活を送り、地域や自然とふれあいながら授業を受けていました。
しかし、寮はひと部屋４人の共同生活で新型コロナ感染拡大のおそれがあり、大学は３年間新入生の受け入れを中止していました。
大学は寮のひと部屋あたりの人数を４人から３人に変更し、換気の設備などを改修したうえで、新年度から新入生の受け入れを再開します。
また学部の改編に伴って、これまでの基礎工学部にかわり、経営学部国際デザイン経営学科の新入生１２０人が寮生活を送るということで、入学式は長万部キャンパスで４月９日に行われます。
長万部町は「町に来る学生を温かく迎え入れ、再びにぎわいが戻ってくることを期待したい」と話しています。
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