サケの記録的な不漁が続く中、県内の川で稚魚の放流が始まり、盛岡市を流れる雫石川では保育所の子どもたちが多くのサケが戻ってくるよう願いながら川に放しました。
県内の川ではサケを増やすため毎年、2月から3月にかけて稚魚が放流されています。
ことしも各地で放流が始まり、盛岡市を流れる雫石川では近くにある太田保育園の子どもたち9人が放流を行いました。
22日は10センチほどに育った稚魚およそ1万匹が用意され、子どもたちはバケツに入れた稚魚に「元気で戻ってきてね」などと声をかけながら川に放していました。
サケの記録的な不漁で県内では卵をとってかえすのも難しくなっていて、放流を行っている「岩手県さけ・ます増殖協会」はことし、県外からも卵の提供を受けるなどして稚魚を育て、各地の川にあわせて7500万匹程度を放流することにしています。
雫石川東部漁業協同組合の落合信次郎組合長は「稚魚は順調に育ってくれました。サケが回復するのは厳しいのかもしれませんが、4年後に、いっぱい帰ってくれればいいなと思います」と話していました。
からの記事と詳細 ( 記録的不漁が続くなか 保育所の子どもたちがサケの稚魚放流|NHK ... - nhk.or.jp )
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