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Wednesday, March 29, 2023

トラック業界 ICTを活用した働き方改革 - akita-abs.co.jp

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来年4月にドライバーの時間外労働の規制が強化され、業務の見直しを迫られているトラック業界。ドライバー以外の従業員についてもICT=情報通信技術を活用した働き方改革が進められています。秋田市の事業者を取材しました。

秋田市卸町に本社を置く運送会社、全建です。大型トラックやトレーラーなど33台を所有し、日々新潟や大阪などに荷物を運んでいます。会社が29日から導入したのが・・・ドライバーの点呼を自動で行うステムです。

ドライバーは出発前と戻ってきた後にアルコールチェックなどが義務付けられていて、「運行管理者」が対面で行うことが原則です。ただ、ドライバーは朝一斉に出発したとしても荷物の積み下ろしや道路の混み具合などで会社に戻ってくる時間はバラバラ。深夜になることも珍しくありません。

全建では点呼のため、運行管理者がドライバーが戻ってくるまで残業したり一度家に帰ってからまた出社したりして対応しています。運行管理者の負担が大きく、業界の課題のひとつでした。

そこで国は運転後の点呼に限り、対面ではなくパソコンなどによる自動点呼の運用を今年1月に始めました。アルコールチェックも顔認証で行い、ほかのドライバーへの引継ぎは音声で登録。自動で文字に起こしてくれるのでパソコンの操作はほとんどなく、90秒ほどで終了します。

トラック業界は長時間労働などを背景にドライバーの人手不足が深刻になっていて来年4月から時間外労働の規制が強化されます。全建はICT=情報通信技術を積極的に活用して一人ひとりの勤務状況を把握するなど業務の効率化を図っています。国は今後、出発前の点呼についても自動システムでの実証実験を行うことにしています。

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