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Thursday, June 15, 2023

青森県内のタクシー業界 東北絆まつりに期待と懸念 | ABAニュース - 青森朝日放送

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新型コロナで大きな影響を受けたタクシー業界。そんな中、6月17日から青森市で「東北絆まつり」が開催されます。実際にタクシー会社の方に話を聞いてみると、期待と懸念の2つの声が聞こえてきました。

Aさんは「利用客増加の期待」

「2日間とも台数を増やして対応する予定。予約も入ってきている。こういった形で利用客が戻ってくるのはうれしい!」という期待の声が聞かれた一方で、こんな声も。

Bさんは「配車の懸念」

「恐らく電話は鳴りっぱなしになると思う。ただ、対応できる数のドライバーがいないため、1~2時間待たせての対応になりそうだ(ねぶた期間も同様だった)」

新型コロナの期間中に、どこの会社も軒並みドライバーの数が減っていて、今になっても、なかなか戻っていない現状があります。

Cさんは「利用距離の懸念」

「青森ねぶた祭の時は、日中タクシーで市外に観光に行き、夜に帰ってねぶたを見るお客さんがいた。今回は、祭りが日中なので、駅周辺で完結してしまうのでは?」

タクシー会社としては、長距離の利用が売り上げにつながります。ねぶたの時期は日中、十和田湖に行って、夜に青森市に戻ってくるという観光客も多かったのですが、ホテル、祭り会場、居酒屋が駅周辺の近い所にあり、交通規制もあるので、利用客の増加が売り上げにつながりづらいということです。

東北絆まつりは、17日と18日の2日間開催されます。

7年前に東北六魂祭として青森市で開催された時には、2日間で27万人の人出がありました。

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