現在発売中のロッキング・オン7月号では、スマッシング・パンプキンズ:ビリー・コーガンのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「みんながこのバンドを信じていた心はもう失われてしまったのかもしれないけど、僕らの中にはまだこのバンドを信じる心があったんだ」
●今シカゴにいるんですね?
「そうなんだ。数週間後にナパでフェスに2回出てから家に戻って、ノースキャロライナにレスリングで行って、また数週間戻ってくる。今は新作を作ってるところなんだ」
●ええっ?? 今こんな壮大な作品を作り終えたばかりだというのに、もう次のアルバムを作るなんて狂ってますね?
「確かに。だからなかなか集中力が保てなくて。前のアルバムの疲れがまだ残っているのかもしれない」
●どのような方向性ですか?
「この作品とは全く違って、今度は昔のスマッシング・パンプキンズみたいなギターアルバムになる」
●え?『サイアミーズ・ドリーム』が今年30周年とは関係していますか?
「確かに30周年だけど、それとは全く関係ないんだ。そういうサウンドの音楽を作りたい気分だからってだけでね。だから、『ギッシュ』、『サイアミーズ〜』、『メロンコリー〜』時のパンプキンズみたいなアルバムになると思うよ。でも途中で退屈したりしたらまた新しいことをやり始めるとは思うから、それと合わさって出来上がる頃には、何か新たな作品になってる気がするんだ」
●楽しみです。それで、このロックオペラ『ATUM』は、『メロンコリー〜』、『マシーナ〜』の続編ということですが、まず振り返ってみて、そもそも『メロンコリー〜』の時に、2枚組を作った原動力って何だったと思いますか? 作らずにはいられなかったのでしょうか?
「違う違う。当時の僕はものすごい怒りに満ちていて、ステイトメントを掲げるアルバムが作りたかったんだ。『サイアミーズ・ドリーム』は素晴らしいアルバムだったと思うのに、批評家たちは、他のバンドと比べては、僕らの本質を軽視し、他のバンドの方が良いと言っていた。それで、他のバンドが良いっていうのは自由だけど、僕らには他のバンドにはない複雑さとか深みがあると思っていたんだ。だから、よし、ここで絶対に他の90年代バンドとは比較できないようなアルバムを作ってやる、と決意した」
(以下、本誌記事へ続く)
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