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Sunday, September 10, 2023

ロッテ 佐々木朗希 約1か月半ぶりの復帰 3回1失点で負け投手 - nhk.or.jp

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佐々木朗希投手の離脱のきっかけとなったのは、7月24日のソフトバンク戦でした。

オールスターゲームの第1戦で先発してから中4日での登板となったこの試合では5回までを1失点に抑え、6回の3人目、栗原陵矢選手へこの試合90球目となる157キロの速球を投げた際に左の脇腹に違和感を感じました。

その後、3球で栗原選手を打ち取りこの回を終えて降板したものの、脇腹の痛みは増し、7月25日に病院で左脇腹の肉離れと診断され、1軍の選手登録を抹消されました。

吉井監督は「全力で投げられるまで2か月かかると診断されている。早ければ2か月、もし遅かったらもっとかかると思う」と話し、今シーズン中の復帰は難しいという見方も出ていました。

それでも佐々木投手は医療機関や2軍施設などでのリハビリを経て、8月中旬ごろからは早くもブルペンでの投球練習を再開するなど、想定以上の回復ぶりを見せました。

8月末には1軍の練習に合流し、9月3日には本拠地のZOZOマリンスタジアムで実戦形式の練習を行ってバッターを相手に30球ほど投げるなどして回復状況を確認し、8日に医療機関で完治しているという診断を受けて、およそ1か月半での復帰に至りました。

その回復ぶりには首脳陣も驚きの声を上げていて、黒木投手コーチは離脱した当時を振り返り「チームの柱としての自覚もあり相当悔しかったと思う。そういう風にしむけてしまったこちら側にも責任がある」と後悔をにじませつつも、「故障の箇所が箇所だけに時間がかかる認識だったが、まさかこんなに早く戻ってこられるとは驚きだ。彼のトレーニングや食事に対するささげ方はとても強く、それが早い回復につながっていると思う」と、ふだんから球団の管理栄養士の助言を受けながら行っている食事管理などが、驚異的な回復につながったという認識を示しました。

48日ぶりの復帰登板を前に、吉井監督は「チームを勢いづける投球をしてほしい」と期待を込めつつ「彼も将来がある選手なのでむちゃはしない。5回も投げないと思う」と長いイニングは投げさせず状態を見極めながらの起用になる考えを示していました。

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