サッカー・J1のヴィッセル神戸が25日、名古屋グランパスを2―1で下し、初優勝を飾った。優勝決定直後、FW大迫勇也、MF山口螢、吉田孝行監督が喜びを語った。それぞれの一問一答は次の通り。
大迫「背中を見せようと」
大迫
――いまの気持ちは?
「このために日本に戻ってきたので、最高です」
――試合が終わった瞬間はどんな気持ちだったか?
「もう本当に自分たちを信じて戦うだけでしたし、仲間を信じていた。本当に勝てて良かった。みんなに感謝したい」
――ホームで決められたことについては?
「いつもどおり、僕らがしてきたことを出すことだけだった。それを前半、最初からスムーズに出せたので、それが優勝につながったと思います」
――1点目は大迫選手のキープから生まれた。
「(井出)遥(也)が良い動き出しでランニングしてくれた。僕は合わせるだけだった。遥が苦しい時間ももがきながらトレーニングしていたので、結果が出てよかった」
――2点目は武藤にぴたりとボールを合わせた。
「武藤は信頼しているので、決めてくれてよかったです」
――1点を返された後、苦しい時間もあった。
「やるだけ、やりつづけることだけしか考えていなかった。勝つっていう強い気持ちで戦った90分間だった。本当にヴィッセル神戸で優勝できたことは誇りに思う。全力で喜びたい」
――どうチームは強くなったか?
「本当に若い選手も必死に成長してくれた。僕らは背中でみせようと経験の多い選手が引っ張れた。チームとして強くなった」
――サポーターに向けて。
「ずっと待っていたと思うので、みんなで喜びましょう。ありがとうございました」
山口「こみ上げてくる思いあった」
山口
――いまの気持ちは?
「そうですね。すごく経験したことがないような、うれしい気持ちですし、本当に試合のホイッスルがなる5分前から気持ちが出ていて、本当にすごいうれしいです」
――終わった瞬間はどんな気持ちだったか?
「そうですね。いやもう、ここまでヴィッセル神戸と苦楽をともにしてきた。僕は長い間いたわけじゃないが、そういう思いも含めてこのクラブにはこみ上げてくる思いがあると思った」
――大一番でチームに戻ってきたことについて。
「個人的には最後、チームに迷惑をかけた。なるべくホームで戻ってきたいと思っていた。間に合うかどうかぎりぎりだった中でメディカルスタッフを含めて、家族の支えもありますし、チームメートも待ってくれていた。良い形で戻ってくることができて、本当によかったです」
――サポーターに向けて。
「色々思うことはあると思いますけど、とにかく1日めいっぱい盛り上がりましょう。ありがとうございました」
吉田監督「サポーターの皆さんと同じ思い」
吉田監督
――優勝を決めた。
「いやほんと、長い間ね、サポーターの方はこの日を待っていたと思う。スタッフ、選手たちが一丸となってやってくれたと思います」
――試合が終わった瞬間はどんな思いがあったか?
「いやもう、今日勝つって信じていましたし、自分もこのクラブにトータルすると14年いるので、特別な思いっていうか、サポーターの皆さんと同じ思いだと思います」
――選手は最後まで走りきった。
「そうですね。今シーズンは第1節からここまで走り続けてくれた。チーム内での競争はあるんですけど、それを勝ち取った選手が責任を持って役割を果たしてくれたと思います」
――チームの成長をどう感じるか?
「ほんと、僕たちは日々、成長です。毎試合、選手に映像を見せて、ここがダメだ、こういうプレーが良いんだってことをやって毎試合修正してここまでやってきました。1試合1試合の積み重ねがこの結果だと思う。ほんとに選手、スタッフを誇りに思いますし、この雰囲気をつくってくれたサポーターを本当に誇りに思います」
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