国内メーカーの最新モデルを中心に、多彩なバイクが乗り比べできる「那須MSLステップアップ試乗会」。なんと1日1000円で心ゆくまで試乗でき、普通二輪免許ライダーでも大型に乗れるのもポイントだ!
ゆっくり&広々したコースで走りやすい!
「那須MSLステップアップ試乗会」では、複数のメーカーから多彩なジャンルと排気量のマシンが揃う。各メーカーが開催する試乗会では当然そのメーカーのモデルに限定されるが、様々なバイクを取り扱うレッドバロンならではの試乗会なのだ。
取材した9月16日には22台の試乗車が登場。参加料は1000円ながら、試乗回数に制限がなく、次々と乗り比べできるのだから太っ腹だ。なお、レッドバロンで車両を購入した会員以外の人も参加できる。
さらに、サーキットで開催されるのもポイント。コースが広々としており、実に走りやすい。なお、サーキットとはいえ革ツナギは不要で、一般的なツーリングウエアでOKだ。
というワケで、仕事を忘れ(?)試乗を満喫した筆者。実に楽しかった! 次回開催は2024年春頃の予定。興味がわいた人は覚えておくべし!
試乗はこんなカンジ!
(1)目当てのバイクの列に並ぶ
(2)またがって1速で待つ
(3)コース走行→また並ぶ
試乗車ミニインプレッション
試乗会は9時に始まり、1時間の昼休みを挟んで16時に閉会。取材をしつつリアルに参加。9台に試乗できたので、インプレをお届けしよう!
スズキ ハヤブサ[2022]:一番人気! スペシャル感がイイ
主催者によると、もっとも人気が高いのがハヤブサ。他のバイクより待機用のイスが多く、その人気を物語っていた! 堂々とした車格は安定感抜群ながら、コーナーでは軽やか。低速走行でも余裕のあるトルクを感じ取ることができた。やっぱり特別感があるマシンだ。
カワサキ ニンジャH2 SX SE [2023]:スーパーチャージャーは低速から味わえる!
スーパーチャージャー(SC)搭載の旗艦ツアラーで、こちらも人気。車体の威圧感はハヤブサほどではないが、低速トルクは同様に太い。電子制御サスペンションによる乗り心地も優秀で、最先端のバイクに乗っている感覚がイイ!
カワサキZ650RS [2023]:ナリはレトロだけど現代的
Z900RSの弟分は、軽快で扱いやすい。一方で並列2気筒は、鼓動感を伴いつつスムーズに回転が上昇する。このエンジン特性はベース車のZ650と同様だが、ライディングポジションがよりアップライトなので、雰囲気はより大らか。しっかり差別化ができている。
スズキGSX-8S [2023]:完成度の高い最新ツイン
新設計の270度パラレルツインを積むネイキッド。軽快スリムな車体は足着き性が良好だ。エンジンの回り方がスムーズで軽く、分厚い中低速トルクと適度なパルス感が印象的だった。自然でクセのないハンドリングも楽しい!
スズキVストローム250SX [2023]:軽快スリムな油冷アドベンチャー
気になっていた油冷シングルの新作に初試乗。極低回転から粘る出力特性が美味しく、車体の軽さも際立つ。スリム&腰高な車体が身長177cmの自分にはピッタリ。オフもぜひ走ってみたい!
ヤマハXSR900 [2022]
並列3気筒は、低速域でツイン的な味とトルクを発揮。やや上体が前傾するライディングポジションによって、安定感とスポーティーさを兼備していた。
スズキVストローム800DE [2023]
第一印象はデッカい! 兄貴分の1050に近いが、走れば軽快で、兄弟車の8Sよりスパッと鋭く曲がれる。乗り心地も良好。
ヤマハYZF-R7 [2022]
外観やライディングポジションはスーパースポーツだけど、MT‐07がベースだけに扱いやすさ抜群。気負いなくスポーツできそうなので、腕を磨くのにいいかも。
こんなバイクにも乗れる!
BMW R1200R [2013]〜現行モデルのほか、生産終了した空油冷ボクサーツインのR1200Rやストリートリプルなどの外国車、国産の絶版車といったモデルも用意。乗れる機会はレアなので、ぜひ試したい。
参加者の声
S.Y.さん[29歳/普通二輪免許]:普通二輪免許でも大型に乗れるので来ました
ニンジャ400を所有するS.Y.さん。「大型に乗っている夫の薦めで、初めて参加しました。大型はクローズドコースでなければ乗れないので、貴重な機会です。今回はZ650RS/XSR900/SV650/ストリートトリプルが目当て。XSRは身長160cmで足着きがギリギリでしたが、一番気に入りました」
モトオさん[53歳/普通二輪免許]:色々なメーカーを一度に試乗できるのがいい
モトオさんは、千葉県から愛車のGB350で来場。「原付を除けば15年ほどバイクから遠ざかっていましたが、最近リターンしました。次の愛車候補を探していて、色々試乗できるイベントがないか探したところ、偶然この試乗会を知りました。今日はZ650RSが目当てでしたが、もっと他のバイクにも乗ります!」
「那須MSLステップアップ試乗会」とは?
栃木県那須塩原市にある那須MSL(モータースポーツランド)は、レッドバロンがプロデュースするバイク専用サーキットだ。ステップアップ試乗会では、様々なメーカーの車両が一堂に集結。クローズドコースのため、普通二輪免許の人でも大型にチャレンジできるのが特徴だ。
試乗車種一覧(9/16開催時)
- 【YAMAHA】YZF-R1M(2020)/MT-09(2021)/MT-09SP(2021)/XSR900(2022)/トレーサー9GT(2021)/YZF-R7(2022)/TMAX560(2022)
- 【SUZUKI】ハヤブサ(2022)/GSX-S1000GT(2022)/GSX-S1000(2022)/GSX-8S(2023)/Vストローム800DE(2023)/SV650(2021)/GSX250R(2023)/V-ストローム250SX(2023)
- 【KAWASAKI】ニンジャZX-10R(2022)/ニンジャH2 SX SE(2023)/ヴェルシス1000SE(2022)/ニンジャZX-6R(2022)/Z650RS(2023)
- 【HONDA】CBR1000RR(2012)/CBR600RR(2012)
- 【TRIUMPH】ストリートトリプル(2016)
- 【BMW】R1200R(2013)
※本記事はレッドバロンが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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