バドミントン日本代表の朴柱奉監督(55)が8日、全英オープン(11日開幕、バーミンガム)出発前に羽田空港で取材に応じ、交通事故による右眼窩(がんか)底骨折から練習復帰した男子シングルス桃田賢斗(25=NTT東日本)について「ステップ・バイ・ステップ(1歩1歩)で。コミュニケーションを取りながらやっていきたい」と語った。

新型コロナウイルスの影響で、日本代表は異例となる4月末まで約50日間の海外遠征を行う。桃田は19日からの国内合宿に参加する予定だったが、全英オープン後、海外でそのまま合宿を行うスケジュールに変更になったため、そのタイミングでの合流を見送らざるを得なくなった。

現時点では5月1日からの熊本合宿で合流する可能性が高い。

直前には男子シングルス中西コーチが所属チームを訪れ、3日間一緒に練習するという。

朴監督も7日に桃田に電話し、様子を確認。今後もこまめに連絡を取りながら、復帰の時期を決めていくという。