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Tuesday, May 19, 2020

「業務委託」導入のステップと留意点【「業務委託」による外部人材活用のススメ 第3回】(日本の人事部) - Yahoo!ニュース

今回は、実際に「業務委託」を取り入れる際、どのようなステップを踏んで対応していけばいいのかを解説します。

業務委託契約の流れ

業務委託を導入する場合、以下のようなステップを踏むのが一般的です。その中でも、「目的の明確化と委託範囲の決定」が、業務委託を成功させるカギを握ります。

(1)プロジェクトメンバー・責任者の選定

最初のステップは、業務委託を導入するためのプロジェクトメンバーと責任者の選定です。責任者には、委託したい業務に詳しい社員が適任と言えます。

(2)目的の明確化と委託範囲の決定

次に、業務委託を導入する目的を定めます。例えば、「新規事業分野への参入に当たり、外部からの専門知識を補充するため」などと言語化し、プロジェクトメンバー間で共有します。

続いて対象となる業務の中身を、上流工程から下流工程まで洗い出します。そして、当初定めた目的を参考に、どの部分を委託するかを明確に決めるのです。この点が曖昧だと、後のステップでの判断に迷いが生じてしまいます。

(3)委託先選定のための情報収集・募集

委託先選定の際には、人材サービス会社や人的ネットワーク、インターネットでの検索など、幅広い選択肢を活用して公募します。多くの候補者・企業と面談する機会を持つことにより、能力・スキルの比較を行い、条件交渉をスムースに進めることができます。

(4)委託先候補の選出・決定・契約

委託先の選出に当たっては、専門分野・実績の視点から候補をピックアップ。信頼が置ける相手か面談などで確認して、決定します。その後、決定通知を送付し「業務委託契約書」を交わします。

契約条件では、「専属契約かフリー契約か」「契約期間」「裁量」「報酬形態・報酬の決め方」「出社義務」「経費負担」「名刺やロゴの使用」などを取り決めます。

(5)社内への告知・マネジメント業務

委託者が自社スタッフとして社外と関わる場合、社内関係者への告知が不可欠です。また、社内で仕事をする場合に、正社員と区別して対応するケースを見かけますが、露骨な区別は業務委託先がモチベーションを失います。

仕事への「動機づけ」という面では、正社員も外部人材も同じ。むしろ、その専門性を最大限に生かすためには、モチベーションを高く持ってもらうよう、マネジメント面での工夫が求められます。

<今回の一言>
委託する業務範囲を明確に設定し、数多くの候補者から委託先を選定!マネジメントにも配慮すべし!

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May 20, 2020 at 05:34AM
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