2020年、ステップ・アップ・ツアーは30周年を迎えました。長い歴史の中で、さまざまな強化策が行われ、ツアーは変遷していきます。オフィシャルサイト内のステップ・アップ・ツアーとはーを見ると、Mission、Vision、Valueと3つの大きなテーマが掲げられていることにお気づきでしょう。そのひとつ、Valueは価値という意味。ここにも3つ項目のあり、2点目には挑戦、再起と2つの意義が明確になっている。
今季、復活を目指し調整を続ける西山ゆかりも、シーズン開幕を心待ちにしています。一昨年、昨年と不調が続いたものの、「今年は勝ちに行く、と気持ちとゴルフをリセットした。特に昨年は調子を落として、慣れ親しんだJLPGAツアーとの違いに、とまどいがあったけど、プレーするおもしろさを改めて実感」と言葉が弾んだ。
学生時代は陸上、ハンドボールを経験。高校卒業後、プロを目指してコースの研修生となった。26歳、08年の最終プロテストで合格。3度目の挑戦で念願を果たす。「ある意味、私にとってステップはプロになるため、本当のステップアップになった。テスト合格前、単年登録でステップの試合に出場。やはり、練習ではできない、多くの経験。それから、試合で自信がついたことがテスト合格へつながったと感謝しています」と振り返っている。
特に、JLPGAがさらなる選手強化を図った13年には、ステップ年間2勝。飛躍のきっかけをつかむ。「初優勝では本当にうれしかった。感動、喜び…。それから信じられない気持ちなど、たくさんのサプライズがあった。当時は、ステップ優勝でJLPGAツアーへ4試合出場できて、ひとつ上のステージで実力を試せたことも大きい。結果をしっかりとフィードバックして、足りないものを補う。ステップ2勝目へつながりました」という。
また、ひと呼吸おいて、そういえばと、「選手の立場で、本当にありがたいことはステップでテレビ中継へ映してくださることだと思います。皆さんから応援していただける喜びを試合のたびに感じました」と加えている。14年、JLPGAツアーで賞金シードを獲得。以来、ツアー2勝をあげた。昨年、6シーズンぶりにステップ・アップ・ツアーへ出場。13年と比較してもらうと、「全般的に飛距離がアップしているし、みなさん本当にゴルフがお上手です。レベルが一段と高くなったように感じる。すごい刺激でした。でも、私のゴルフはステップからスタートしています。だから、もう1度、ここからスタートする。そんな気持ちが強くなったように思う」と力を込める。
ちなみに、JLPGAツアーとの違いを、「プレースピードでしょう。9ホールで1時間50分を切ることがあります。3バッグで1キャディーのプレーですから、自分ですべてを考える。即断即決ですね。これはこれで楽しい」とも。気さくなキャラクターで、ファンや報道陣からも人気がある。すでにベテランといわれる年齢になった。しかし、再起を目指すひたむきな姿は、08年とまったく変わりがない。
=つづく
取材、データ構成=中山 亜子、鈴木 孝之、宮崎 善秀
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May 16, 2020 at 08:40AM
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