ブロックストリーム社のCEOであるアダム・バック氏はコインテレグラフとのインタビューで、ビットコイン・マキシマリズムにさらに明解な見解を示した。ビットコインはすでに十分な能力を備えており、多くの派生プロジェクトは必要ないと考えている。
バック氏は「インターネットのTCP/IPのようなものだ。仮想通貨市場の上昇に乗っかり、収益化して儲けようとする5800のTCP/IPのコピーなど要らない。それらは価値を損なっている(バック氏は5800のアルトコインが現在あると考えている)」と話した。TCP/IPはインターネットを動かしている通信規約。
バック氏はイノベーターは仮想通貨(暗号資産)ビットコインに焦点を当てるべきだと指摘した。
「ビットコインはモジュールだ。ビットコインを使えば何でも作ることができる。イノベーションを起こしたいなら、一歩進んで革命を起こせるだろう」とし「ビットコインはインターネットの電子マネーだ」と加えた。
サトシ・ナカモトの噂については、バック氏は、サトシが正体を明かすのは賢明ではないと指摘。「私は彼にとっても、ビットコインにとっても正体を明かすことがいいことかはわからない」と話した。しかしバック氏はサトシが戻ってきたとしても、ビットコイン開発の主導権を握ることはないだろうと予想した。
「たとえサトシがやりたい放題やったとしても、ビットコインは十分に分散化されている」
さらに、バック氏はICOプロジェクトに対する嫌悪感が消えていないようだ。これまでに彼自身はカルダノ(ADA)などの仮想通貨をポンジスキームの一種だと批判しているように、同氏の科学的アプローチとはこうしたアルトコインは相容れないと話した。
バック氏は「彼らはすぐにマーケティングのためにコメントをするので、私はそうしたプロジェクトについてはコメントしないようにしている」とし、過去に何人かのアルトコイン批判者が、死を予感させるような脅迫を受けたことなどがあると批判。こうしたことからアルトコインプロジェクトを批判する人々の運命を嘆いているようだ。
「道徳的な配慮や数十億ドルのインセンティブの不均衡についてコメントしたことで、非難されている人々を見てみるといい。人々がコメントしている人たちは莫大な資金を得て、個人投資家の現金であふれている。そして次のコインでゲームを続けようとする」
最後にビットコイン以外で好きな暗号やブロックチェーンプロジェクトがあるか聞いたところ、彼はいくつかの技術に興味があることを示したが、具体的な名称に言及することは避けた。
「いくつか私が好きな技術はある。インフォーマルセキュリティやバレット・プルーフのような暗号技術、シンプリシティ(形式的証明のスマートコントラクト)、いくつかのプライバシー技術などだ。私はコインに名前をつけるのは好きではないが、いくつかのコインは長年かけて発明した技術を展開している」
バック氏のマキシマリズムは彼が仮想通貨業界で多くの友人を得ることは少ないかもしれない。しかしブロックストリームがビットコイン業界を牛耳っている現在、彼に必要なのは友人ではなく、賛同者だろう。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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August 11, 2020 at 09:47PM
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「仮想通貨ビットコインだけで十分、サトシは戻って来るべきではない」=アダム・バック氏 - コインテレグラフ・ジャパン(ビットコイン、仮想通貨、ブロックチェーンのニュース)
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