クリーブランド・ブラウンズのランニングバック(RB)ニック・チャッブのフィールド復帰が近づいている。
ブラウンズはチャッブを故障者リザーブからの復帰に指定していたことを現地9日(月)に明かした。リーグのルールに従い、チャッブがアクティブに戻るには復帰の指定から3週間が必要だ。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはチャッブが今週の練習に戻ってくる見通しだとし、第9週がバイウイークだったブラウンズは第10週のヒューストン・テキサンズ戦でのチャッブ出場に期待を持っているという。
チャッブはチームが第4週の試合でダラス・カウボーイズに勝利した際にひざを負傷し、具合を診るために試合を離脱した後はもう戻ってこなかった。
当時、チャッブは335ラッシングヤードとタッチダウン4回でリーグのトップに近い位置にいた。過去4週間の試合を逃しているにもかかわらず、20ヤード以上のランが6回という記録は今でも最多となっている。
チャッブが抜けた穴を埋めたのは主にカリーム・ハントだった。ハントは第5週から第9週の期間で、65回のアテンプトで254ヤードを走り(キャリー平均3.91ヤード)、キャッチ10回で71ヤード、タッチダウン2回を記録している。
チャッブとハントの組み合わせはNFLでも最高のバックフィールドを形成する。『NFL.com』のポジションパワーランキングによれば、一緒にプレーしている当時、2人はバックフィールドのトップに位置し、予測される獲得ヤードを合わせて136ヤード上回ったほか、試合平均ラッシングヤードでリーグ2位につけていた。
チャッブが不在の間にブラウンズ攻撃陣は苦戦してきた。ブラウンズからは第5週に負傷したワイアット・テラーも欠けている。テラーはふくらはぎを負傷した当時、プロボウル級の活躍を見せていた。
すべてのクオーターバック(QB)がそうであるように、ベイカー・メイフィールドも安定したグラウンドアタックに頼れるときに最高の力を発揮する。今週末とは言わずとも、11月中にチャッブが復帰できるなら、ブラウンズは少なくとも攻撃面での復調を期待することができるだろう。
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November 10, 2020 at 07:52AM
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ブラウンズがRBチャッブを故障者リザーブからの復帰に指定 - NFL日本公式サイト
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