英語の読み書きができるまでの長い道のりの中で、0~2歳頃の生徒には「馴染んで、見慣れてもらう」ことから始めると前回書きました。私が運営するインターナショナルスクール「GGIS」の事例を挙げながら、今回は年少さん、つまり3歳頃の生徒が、英語の読み書きに馴染んで慣れる段階からどのようにステップアップしていくかをご説明します。
「ステップアップ」と表現してはみましたが、一つのレベルを完全にマスターしてから次に進むわけではありません。ステップ1が、なんとなーくできるようになってから、徐々に次のレベルへ誘導します。生徒によっては、3つのステップを浅く、同時にしたり…生徒の得意不得意によって先生がこれにさじ加減を加えます。先生の質というのは、このさじ加減を適切に的確にできるかにかかっているのかもしれませんね。
基本のキ アルファベット&フォニックス
アルファベットの形を、大文字と小文字の両方で認識し、フォニックスと呼ばれるそれぞれの「音」のルール(関連記事)を覚えることが基本中のキホンです。このステージが大変なのは、基本的に暗記するしかないからです。しかし、幼い生徒は「丸暗記」ができないため、どの学校も、歌、遊び、ゲームなどを通して、楽しく習得できるように工夫しています。
「GGIS」でも、パズルとして遊んだり(写真1)、自分でアルファベットの形を作ってみたり(写真2)、歌を歌ったり、神経衰弱のようなゲームで盛り上がったり、おもちゃとして遊んだり…。生徒に飽きられないように、先生は必死です(笑)
A = アルファベットの「エー」、音は「アッ」
という具合です。
ちなみに、どの生徒も苦戦するのが、小文字のbとd。年長さんになってもたまに間違えるくらいなので、完璧は目指さず、だいたいできるようになってきたら次のステップに徐々に誘導していきます。
アルファベットの形と、フォニックスのルール。この2つがある程度身に着いたところで、次にどんなステップを踏んでいくのか、少し詳しく説明します。
からの記事と詳細 ( 【グローバルリーダーの育て方】サイトワーズとは? 子どもが英文を「解読」できるまでの4つのステップ【龍芳乃】 - SankeiBiz )
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