【東京】ステップワン(大田区)は、「事業継続力強化計画」の認定を取得している。経産省・中小企業庁が中小企業の自然災害に対する事前対策を促進するため令和元年にスタートした同制度は、防災・減災に取り組む企業がその活動を「事業継続力強化計画」としてとりまとめ、経産大臣が認定するというもの。
今関正己社長は、「荷主や従業員はもちろん、地域社会の皆様など、周囲への自社の信用を高める看板になりうる」とし、「信頼のおける企業として安心感がもたらされ、新規採用活動にもプラスに働くのでは。既存のドライバーも、改めて意識と緊張感を持って業務に取り組んでくれるはず」と語る。
同認定を取得すると、ロゴマークが使用でき、防災・減災設備の税制優遇や、日本政策金融公庫による低利融資が受けられる。同社でも、車両に貼付するステッカーを制作中だという。
同社が同認定を申請したのは昨年10月。「損保会社からの勧めがあり、『申請してみるか』と取り組んだのがきっかけ」で、「1か月ほどで認定証が届いた」という。
「同業者から、『うちは何もしてないが、認定を取れるのか』と相談も受ける」というが、「『とにかくアクションを起こすこと』を勧めたい。もしダメでも改善点などアドバイスをもらえたら、チャンスと捉えてきちんと反映させれば良い」と背中を押す。
同社長は、「まだまだ知名度が低い制度だが、多くの企業が参加して、日本全体の防災力の強化と経済発展につながることを願っている」とし、「長引くコロナ禍だが、お互いに思いやりの心を持ち、助け合えば、この状況は乗り越えられる」と熱いメッセージを寄せた。
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