徳島県が発表した行動制限の緩和の詳細です。
まず、大前提として、「マスクの着用」や「手や指の消毒」「換気」といった基本的な感染対策は継続して徹底するよう呼びかけています。
そして、制限の緩和に当たっては、ワクチンの接種証明や検査の陰性証明を示す政府の「ワクチン・検査パッケージ」の制度を活用するとしています。
個別に見ますと、「飲食」については、感染防止のため、これまで4人から5人程度の少人数での会食を呼びかけてきましたが、これからは人数に制限を設けず、酒類の提供も可能で、飲食店に対して時短要請も行わないとしています。
【コンサートやスポーツ観戦など「イベント」について】
大声を出さない催しであれば、会場に入場する人数を定員いっぱいまで認められます。
人数が5000人を超え、かつ会場の収容率が50%を超える場合は、消毒の徹底などを確認する「感染防止安全計画」を主催者が策定して県に提出する必要があります。
「感染防止安全計画」は原則2週間前までに提出することが求められ、今月25日から受付が始まります。
また、県が定める感染防止策などを記したチェックリストを、イベントの主催者が作成し、ホームページなどで公表することは引き続き求められます。
【旅行などの「移動」について】
これまでは県境を越える移動の場合は、行き先の感染状況を踏まえて、「慎重に判断する」よう呼びかけてきましたが、制限の緩和に伴い、「基本的な感染防止策を徹底すること」だけが求められます。
【飲食店からは…】
徳島県が飲食店の行動制限を緩和したことを受け、飲食店からは、年末に向けた団体客の増加に期待する声が聞かれました。
このうち徳島市内の繁華街、富田町にある居酒屋では、およそ150人が利用できますが、営業時間の短縮が要請されていた9月は、1日あたりの客が1組か2組までに落ち込んでいました。
感染者数が落ち着いた先月からは客足は戻りつつあり、週末など多い日は30組ほどが利用する日もあるということです。
一方で、まだ団体客は戻っておらず10人が座れるテーブル席も少ない人数で使っていて、売り上げはコロナ禍前と比べるとまだ半分に落ち込んでいます。
感染拡大前は年末の12月を迎えると20人を超える予約が50件ほど入っていたということで、店では今後、団体客が戻ってくることに期待を寄せています。
「坊乃」の古賀康祐代表は、「観光が動きだして他県からの客が増えつつあるので、今後、会社の忘年会や新年会の団体客が戻ってくることを期待しています」と話していました。
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