ポルシェ『911』が現行型(992世代)として初の大幅改良を迎える。今回スクープサイト「Spyder7」はその最新プロトタイプを捉えることに成功した。
フィンランド・ラップランドで捉えたプロトタイプは、新設計のヘッドライトを装着、フロントバンパーに複雑なスリットを備える、より大型化されたコーナーエアインテークが確認できる。これは可変式である可能性が高い。またバンパーコーナーには奇妙なライトがあるが、実際のLEDデイタイムランニングライトとインジケーターを隠す一時的なものだろう。
サイドウィンドウから拡大されたショットでは、新設計されたフルデジタルダッシュボードが確認できる。
ポルシェ 911 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)注目は後部で、追加のサイドベントと、中央にはデュアルエキゾーストパイプが装着されている。これは『ボクスターGTS』や『ケイマンGT4』などの排気口に似ており、スタンダードモデルに自然吸気エンジンが復活する可能性が高い。自然吸気4.0リットル水平方向6気筒ユニットはハイパフォーマンスモデルの「GT3」に搭載されており、間もなく「GT3 RS」にも搭載予定だ。911はもともと自然吸気を採用していたが、CO2削減などの理由から991世代後期型以降はダウンサイズターボを搭載している。
内外とも大きな進化が見られそうな911改良新型のワールドプレミアは、2023年初頭と予想される。リフトアップされたサスペンションと、異なるボディキットを備えた噂の「911サファリ」と同時デビューも期待できそうだ。
からの記事と詳細 ( ポルシェ 911カレラ に自然吸気が帰ってくる? 世代初の大幅改良へ - レスポンス )
https://ift.tt/al0d6C8
No comments:
Post a Comment