カンザスシティ・チーフスの攻撃コーディネーター(OC)を務めてきたエリック・ビエネミーは今回の雇用サイクルでヘッドコーチ(HC)に就任することはできなかった。しかし、だからと言って2022年シーズンに必ずしもチーフスに戻ってくるわけではない。
ビエネミーとチーフスの契約が終了したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地7日(月)に伝えている。ビエネミーがチーフスでの5シーズン目に戻ってくる可能性がある一方、“注目のフリーエージェントOC”になる可能性もあるとペリセロはつけ加えた。
52歳のビエネミーは最近ではニューオーリンズ・セインツのヘッドコーチ職の面接を受けていたが、セインツの守備コーディネーター(DC)であるダニエル・アレンがHCに昇格しており、ヒューストン・テキサンズもチーム内からDCラビー・スミスを新HCに据えている。ビエネミーは再びヘッドコーチの機会を逃す形となった。
2018年にチーフスのOCの役割を担ったビエネミーは攻撃陣において欠かせない存在となった。NFLで最も得点力の高いユニットとなったチーフス攻撃陣は、ビエネミーの在任中に試合平均得点(30.3ポイント)、試合平均ヤード(404.2ヤード)、試合平均オフェンシブタッチダウン(3.4回)でリーグをリードしている。2013年にチームに加わったビエネミーはランニングバック(RB)コーチを5年務めた後にOCに任じられた。
ビエネミーが離脱するとすれば、チーフスは難題を抱えることになる。後任候補に挙げられるQBコーチのマイク・カフカはニューヨーク・ジャイアンツのOCに起用されると見られている。
ヘッドコーチとしての新章が始まったわけではないものの、ビエネミーのチーフスとの未来は不確定な状態だ。
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