レッズ秋山翔吾外野手(33)が「9番左翼」で出場し、3打数1安打と3試合連続安打を放った。

3回1死走者なしの第1打席は二ゴロ。6回無死の第2打席には、昨季30ホールド、13セーブを挙げた下手右腕ロジャースと対戦。カウント1-2からの6球目を中前へ運び、その後、先制のホームを踏んだ。7回の第3打席は空振り三振に倒れ、その裏の守備から退いた。

これまでは、右足を上げてタイミングを取っていたが、この日はほぼノーステップに近い打法をテスト。「今日はテーマとして持っていた。1球目からどんどん合わせていける。いいものになっていければと思います」。打撃コーチだけでなく、同僚ムスタカスらの助言もあり、打法改造に挑戦。「自分が迷いながらとか、ただ結果が欲しくて焦ってやっているのとは違う状況。課題を持ちながら、いい形になるようにと思いながら、打席に入っています」と説明した。

外野の定位置争いが続く中、「スイングの感じは悪くなかった。何とか1本出たというところで、前向きに続けていこうかなというところもある」と、今後への意気込みを口にした。