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Thursday, April 14, 2022

『KOF 15』初心者向け攻略その5:5つのステップでコンボマスターを目指そう - THE KING OF FIGHTERS XV特設サイト | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com - ファミ通.com

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 格闘ゲームの花形である“コンボ”は、その一方で初心者にとってつまづきやすいハードルでもある。本記事ではその“コンボ”がより効率的に習得できるように、本作のコンボシステムの解説とともに5つのステップに分けて紹介する。

表記について
本稿ではレバー入力の9方向をキーボードのテンキーに見立てて数字で表記してあります。
例:1=左下、2=下、3=右下、4=左、5=ニュートラル、6=右、7=左上、8=上、9=右上
必殺技のコマンド表記例:鬼焼き=623+P(キャラクターが右向きの場合)

※初心者向け攻略その1:まずは押さえたいポイント
※初心者向け攻略その2:3すくみの駆け引き
※初心者向け攻略その3:ジャンプの使い分け
※初心者向け攻略その4:MAXモードについて
※初心者向け攻略その5:コンボマスターを目指そう
※初心者向け攻略その6:チーム構成&オーダーを考えてみよう

ステップ1:初心者はまず“ラッシュ”から。ボタンの使い分けで差を付けろ!

 本作から格闘ゲームを始める初心者にはまず“ラッシュ”から始めることをおすすめしたい。“ラッシュ”は全キャラクター共通のシステムで、“近距離LP(弱パンチ)を連打”することで自動的にコンボがつながるというもの。

“ラッシュ”は4段で構成されており、フィニッシュとなる4段目に押すボタンによってフィニッシュ技が変化する。

LP(弱パンチ):パワーゲージ状況に応じて最大ダメージのコンボを選択
LK(弱キック):パワーゲージ消費無しの必殺技を使用
HP(強パンチ):パワーゲージを1本消費して超必殺技を使用
HK(強キック):パワーゲージを2本消費してMAX超必殺技を使用

 最初はフィニッシュボタンの使い分けをせずにLPフィニッシュがおススメ。ラッシュの使いかたに慣れてきたら、

・基本的には“LKフィニッシュ”
・相手の体力が少なく、K.O.できそうなときはより威力の高い“HPやHKフィニッシュ”を選択
・パワーゲージが3本以上あり、逆転を狙いたいときは“LPフィニッシュ”でクライマックス超必殺技を使う

というように自分なりの戦略で使い分けをしていこう。

 加えて、“ラッシュ”を決めようとしたところで、相手に最初の近距離LPがガードされてしまうことも考えられる。そんなときはフィニッシュまで行わず、2段目や3段目で“ラッシュ”を止めることで、無駄なパワーゲージの消費を抑えたり、反撃を受けづらくしよう。

01 ラッシュ3段
02 ラッシュフィニッシュ

 “ラッシュ”は2段目までLPを押せば、3段目はどのボタンでもOK。フィニッシュを使い分ける際は、3段目の時点からフィニッシュ予定のボタンを押すクセをつけておこう。

03 ラッシュガード
04 ガード後距離

 “ラッシュ”の3段目をガードさせた後の距離はこれくらい。反撃を最小限にするためにも3段目までに判断ができるようにしよう。

ステップ2:通常技(⇒特殊技)⇒必殺技が『KOF』の基本コンボ

 “ラッシュ”に慣れてきたら、つぎは『KOF XV』における基本的なコンボの流れを把握しよう。格闘ゲーム経験者はこのステップから始めるといいだろう。

本作における基本的なコンボの流れは

 「通常技(⇒特殊技)⇒必殺技(or 超必殺技)」

というもの。

 本作には“ミッションモード”があり、ここでは各キャラクターに設定されたコンボでトレーニングできる。各キャラクターの“LV.01”がこのステップにあたるため、自分の使用キャラクターで練習するのがおすすめだ。

 慣れてくれば、必殺技の部分を超必殺技に代えることもできるため、コマンド入力の練習としてチャレンジするのもいいだろう。

■コンボ例1
リョウ:しゃがみHP⇒強虎煌拳
入力方法:1+HP⇒236+HP
 必殺技へのキャンセルを学ぶための例がこちら。ポイントはしゃがみ攻撃をガード(レバーを1に入れながら)しながら出すこと。しゃがみ強パンチをヒットさせたら、そのまま“虎煌拳”(236+HP)のコマンド入力をしよう。

05 リョウしゃがみHP
06 リョウ236P

 コマンドの入力は画像の左にある“キーデータ”を参考にしてほしい。自分で練習する場合にも、キーデータを表示させて正しく入力できているか確認しよう。

コンボ例2
リョウ:近距離HP⇒“氷柱割り”⇒“強虎煌拳
入力方法:5+HP⇒6+HP⇒2369+HP

 ふたつ目は特殊技を組み込んだコンボ。“氷柱割り”は単発技として使うとキャンセルのできない中段技だが、通常技からキャンセルすることで中段技ではなくなるものの、必殺技へキャンセルできるようになる。

07 リョウ近HP
08 リョウ6P
09 リョウ3段コンボ

 このコンボのポイントは“氷柱割り”⇒“虎煌拳”の部分。おそらくこのコンボにチャレンジすると、“虎煌拳”ではなく“虎咆”が出てしまうことが多いだろう。これは“氷柱割り”(6+LP)を挟んでいるためで、この場合は“虎煌拳”のコマンド入力を(2369+HP)というように、斜め上まで入力することで暴発を防げる。

ステップ3:EX必殺技でコンボを伸ばせ

 ステップ2ができるようになれば、『KOF』におけるコンボの基礎はできたといっていいだろう。ここからはよりダメージの高いコンボ構成にするためのポイントを順番に紹介していく。

 まず、コンボを強化するために手軽なのはEX必殺技の活用だ。これは“ミッションモード”では“LV.03”に該当する。

 多くのキャラクターのEX必殺技の中には、コンボの途中に組み込むことでその後に追撃が可能なものがある。それを使うことで、ステップ2よりも簡単にコンボダメージを上げられる。

コンボ例3
キング:近距離HK(2ヒット)⇒スライディング⇒“EXトルネードキック”⇒“弱トルネードキック”⇒“強トラップショット”
入力方法:5HK⇒3HK⇒214+LKHK⇒214+LK⇒623+HK

 EX必殺技を使ったコンボの代表例がこちら。ステップ2の要領で“スライディング”から“トルネードキック”へのキャンセルができれば、あとは順番に必殺技を出していくだけでOK。

10 キングEX214K
11 キング214K
12 キングコンボ

 “弱トルネードキック”は空中ヒットした際に追撃が可能なため、“EXトルネードキック”をコンボに組み込むことができれば、簡単にコンボダメージを伸ばせる。

ステップ4:スーパーキャンセルやアドバンスキャンセルは仕組みを理解すれば簡単

 ステップ4では超必殺技をコンボのメインにしていこう。超必殺技は通常技からキャンセルするのもいいが、“スーパーキャンセル”を利用することで一部の必殺技からキャンセルができるようになる。“ミッションモード”では“LV.02”あたりでスーパーキャンセルが練習できる。

 超必殺技は必殺技に比べるとコマンドが難しい。しかし、工夫することで必殺技と同じような難度で出せるようになる。コマンド入力に自信がないプレイヤーも仕組みを理解してチャレンジしてみよう。

コンボ例4
アンディ:しゃがみLK(*2~3回)⇒“弱残影拳”⇒(スーパーキャンセル)“絶・飛翔拳”
入力方法:1LK(*2~3回)⇒236+LP⇒3214+P

 スーパーキャンセルを習得するためにおすすめのコンボレシピがこちら。“絶・飛翔拳”のコマンドは“2363214+P”だが、弱“残影拳”の時点で“236”の部分を入力しているため、つぎの“絶・飛翔拳”は残りの“3214+P”のみでOK。

13 アンディ236P
14 アンディスパキャン
15 アンディ236236P

 このコンボレシピのように「直前の必殺技が次の超必殺技のコマンドの一部」となっていれば、それほど忙しいコマンド入力を必要としないため、スーパーキャンセルを導入するためのおススメの条件といえるだろう。

コンボ例5
テリー:近距離HP(2ヒット)⇒“弱パワーチャージ”⇒“強ライジングタックル”(1ヒット)⇒(スーパーキャンセル)“パワーゲイザー”
入力方法:5HP⇒41236+LK⇒632146+HP⇒41236+P

16 テリー 623P
17 テリースパキャン
18 テリーコンボ

 このコンボのポイントは「“ライジングタックル”⇒“パワーゲイザー”」のつなぎ部分。通常の“ライジングタックル”は「623+P」というコマンドだが、1枚目の画像のように「632146」というコマンドでも出せる。そうすることでパワーゲイザーの「2141236P」の「214」部分の入力を済ませてしまうという仕組みだ。

コンボ例6
社:近距離HP⇒リグレットバッシュ⇒“弱ジェットカウンター”⇒“弱ジェットカウンタースティル”⇒(スーパーキャンセル)“ヴェアリアスバッシュストリーム”⇒(アドバンスキャンセル)“MAXファイナルインパクト”
入力方法:5HP⇒6+LP⇒41236+LP⇒236+LP⇒236+K⇒236236+WP

 こちらはスーパーキャンセルの上位互換ともいえる“アドバンスキャンセル”を組み込んだコンボ。アドバンスキャンセルやクライマックスキャンセルのコツは、“コマンド入力後にボタンを押しっぱなしにする”こと。

 “ヴェアリアスバッシュストリーム”の最終段がヒットする前に、“ファイナルインパクト”のコマンドを完成させつつボタンを押しっぱなしにすることで、最終弾がヒットした瞬間にアドバンスキャンセルが成功する。

19 社 超必殺
20 社 アドバンスキャンセル
21 社コンボ

 1枚目の画像のように、かなり早めに“ファイナルインパクト”のコマンドを完成してもしっかり“アドバンスキャンセル”が成立している。このテクニックはクライマックスキャンセルでも使えるのでぜひ覚えておこう。

ステップ5:MAXモード(クイック)のコンボ構成はシンプルでOK。使いどころを絞って高威力コンボを狙おう。

 最後はMAXモード(クイック)をコンボに組み込んだ場合について紹介していこう。
 MAXモードについてはまずこちらを参照してほしい。

 MAXモード(クイック)はいろいろなところから狙えるが、コンボに組み込むことを考えると、

・パワーゲージが3本以上あること
・中堅~大将であること

がおすすめの条件だ。

 MAXモードはパワーゲージが2本あれば使えるが、3本以上の状態で使うことでコンボのフィニッシュをクライマックス超必殺技で締められる。
 さらに中堅や大将であればMAXモードゲージが長くなり、MAXモードゲージを超必殺技で消費したうえでクライマックスキャンセルが行えるため、より大きなダメージが望める。

コンボ例7 パワーゲージ3本使用。中堅or大将限定
庵:遠距離HK⇒MAXモード(クイック)⇒近距離HP⇒“強闇払い”⇒(スーパーキャンセル)“禁千弐百拾壱式・八稚女”⇒(クライマックスキャンセル)“裏千百参拾壱式・鬼燈”
入力方法:5HK⇒LK+HP⇒5HP⇒236+HP⇒3214+P⇒2141236+HPHK

 上記のおすすめ条件を踏まえたコンボの例。庵の“遠距離HK”はリーチが長く、地上の相手への牽制や相手の攻撃への差し返しに使えるため、十分に実戦的なコンボとなっている。

22 庵 遠距離HK
23 庵クイックMAX
24 庵 近距離HP
25 庵コンボ

 ポイントは最初の「遠距離HK⇒MAXモード(クイック)⇒近距離HP」の部分。遠距離HKをヒットさせた後、つぎの近距離HPは最速で出すと空振りすることがあるため、やや近付いてから出す必要がある。このタイミングには少し慣れが必要だが、練習する価値があるくらいにコンボダメージが高い。ぜひ練習してみてほしい。

 コンボの習得は格闘ゲームの上達を実感しやすいポイントのひとつ。最初のうちはなかなかうまくいかない時間が続くかもしれないが、“最初はトレーニングモードで試しつつ、少しできるようになったらストーリーモードで試す”というように段階を踏むことで、本作の世界を楽しみながら練習できるだろう。

 各キャラクターにはじつにさまざまなコンボがあり、より実戦的なコンボなどはSNSやYoutubeをチェックすることで見つけられる。自分に合ったものから少しずつ取り入れていき、カッコいいコンボを決める爽快感を味わおう。

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