アーセナルからマルセイユへローン中のサリバ [写真]=Getty Images
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、マルセイユにレンタル移籍中のフランス代表DFウィリアン・サリバについて言及した。24日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
現在21歳のサリバは、2019年夏にサンテティエンヌからアーセナルに加入。アーセナルの未来のディフェンスリーダーとして期待が集まったが、トップチームに定着することはできず、サンテティエンヌやニースへのレンタル移籍を繰り返していた。今シーズンはマルセイユにレンタルで加入し、公式戦通算51試合に出場。ディフェンスの主軸としてクラブのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得や、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)準決勝進出に大きく貢献した。その活躍が評価され、3月にはフランス代表にも初招集されていた。
レンタル先で高いパフォーマンスを披露したサリバに関し、アルテタ監督は「彼は来シーズン、ここに戻ってこなければならない。レンタルに出したのは経験を積ませるためだ」と、今シーズンのレンタル放出はサリバのプレー機会を確保するためであったと説明し、来シーズンはチームに復帰する予定だと主張した。
「彼は戻ってくる。彼がこのチームで競争するための経験と環境は整った。レンタル移籍は正しい判断だったと思う。もし彼が今年、ベン・ホワイトやガブリエウ・マガリャンイスとここに残っていたら、マルセイユでプレーした時間の半分すら確保することができなかった。彼の成長や来シーズンの活躍を考えたら、それは良い選択ではなかっただろう。プレータイムの確保のためにレンタルに出した。他に理由はない」
アルテタ監督のコメントからは、サリバを来シーズンの戦力として捉えていることがうかがえる。しかし、英紙『デイリー・ミラー』によると、サリバ本人は先日のインタビューで「僕はマルセイユでCLを戦いたい。CLでプレーしたことがないからね」と、マルセイユ残留希望とCLでのプレー願望を語ったようだ。同紙はアーセナルが来シーズンのCL出場権を逃したことに触れ、サリバ本人はアーセナル復帰を望んでいないと指摘している。
果たして経験と実績を積んだサリバの未来は、どのクラブにあるのだろうか。
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