<ジェネシス・スコットランド・オープン 事前情報◇6日◇ルネッサンスクラブ(スコットランド)◇7293ヤード・パー70>
7日に開幕する米・欧州ツアー共催の「ジェネシス・スコットランド・オープン」(スコットランド、ルネッサンスクラブ)にはLIVゴルフに参戦したイアン・ポールター(イングランド)、アドリアン・オタエギ(スペイン)、ジャスティン・ハーディング(南アフリカ)とLIVゴルフの第2戦を制したブランデン・グレイス(南アフリカ)の4選手が出場する。
ローリー・マキロイ(北アイルランド)は世界ランキングトップ15位で唯一出場しない選手だが、英国のBBC放送のインタビューに答え、先週、スコットランド・オープンの出場禁止を言い渡されていたポールター(イングランド)らが処分撤回を求めてスポーツ仲裁センターに提訴したことについて「ポールターらは間違っている」と批判した。
マキロイとポールターはライダーカップの欧州チームでともに戦った盟友。「違うツアーでプレーすることを選んだ。それならそこでプレーすればいい」とマキロイ。「基本的にお金のために仲間から去った、それはそれで構わない。だけどそれならそこにいるべき。こちらに戻って来てプレーしないでほしい。『いいとこ取り』なんてできない」と怒りをぶちまけた。
またスコットランド・オープンに出場するビリー・ホーシェル(米国)は5日の公式会見で、LIVゴルフに出場したことで共催大会に出場できないことを「自分で蒔いた種だ」とし、「自分でツアーを選択したのだから、そのツアーをプレーするべき。DPワールドにもPGAツアーにも戻ってくるべきではない」とし、「彼らはそれが自分たちのやりたいことだと言う。こちらのことは構わないでほしい」と訴えた。
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