欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、基調的物価圧力が将来の金融政策決定における重要な要素になるとの考えを示した。
総合インフレ率は2023年半ばまでに現在の8.5%から6%未満に下がり得るものの、食品やエネルギーなど変動の大きい項目を除いたコアインフレ率はそれほど変化しない可能性があると、マドリードで3日語った。
デギンドス氏は「3月には予測が出て、基調的インフレの動向についてより多くのデータが手に入る。コアインフレ率は非常に重要だ」と語った。
3月の0.5ポイント利上げは確実視されているが、その後も利上げが続きそうだ。投資家はECB中銀預金金利のピークを4%と想定している。
デギンドス氏はECBが引き締めを停止するにはインフレ率が目標の2%に戻ることが鮮明になる必要があると述べたが、どこまでの利上げが必要になるかについては言明を避けた。
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原題: ECB’s Guindos Says Underlying Inflation Important for Next Steps(抜粋)
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