東日本大震災の発生から12年となった11日朝、岩手県大船渡市の漁港では養殖ワカメの水揚げが行われていました。
ワカメの養殖が盛んな大船渡市の門の浜漁港は12年前の津波で船や、養殖棚など多くが流されました。
震災から1年後には、養殖を再開し、ようやく震災前の収穫量に戻ってきました。
11日朝も水揚げを終えた船が日の出の頃に港に戻ってくると、出荷に向けてワカメを熱湯でゆでる作業が行われていました。
地元の漁業者、尾形慶孝さんは津波で持っていた1隻の船以外すべてを流されてしまいましたが、翌年に養殖を再開しました。
11日朝は、春休み中の孫と一緒に、親子3代で釜ゆでの作業を行なっていて、朝日に照らされた湯気中で汗をかくほどでした。
尾形さんは「津波の直後は漁ができず不安でした。今はこうやって孫とも漁が出来、活気が戻って嬉しい、今後も体力の続く限り頑張りたい」と話していました。
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