サケ漁が盛んな網走市で、地元の小学生が4年ぶりにサケの稚魚の放流を体験しました。
サケの稚魚の放流は網走漁協などがオホーツク海につながる網走湖で行っていて、およそ175万匹を放流した10日は地元の呼人小学校の全校児童11人が参加しました。
子どもたちは体長5〜6センチほどに育った稚魚が入ったバケツを受け取り、「元気でね」などと声をかけながら次々と放流していきました。
稚魚の放流は毎年行われていますが、地元の子どもたちの参加はコロナ禍で休止が続き、今回は4年ぶりになりました。
小学3年生の男の子は「早く大人になって帰ってきてほしい」と話し、6年生の女の子は「稚魚は小さくてかわいかったです。元気でまた会おうねと思って放流しました」と話していました。
網走湖では今月下旬までにシロサケの稚魚およそ3100万匹を放流する予定で、4年後には川をさかのぼったサケたちが湖に戻ってくるということです。
稚魚を育てた北見管内さけ・ます増殖事業協会の石塚治専務は「健康な稚魚を健康な環境で育てることで初めて帰ってきます。子どもたちにはこの自然環境の大切さを分かってほしい」と話していました。
からの記事と詳細 ( “元気に帰ってね” 網走市の小学生が4年ぶりにサケ稚魚放流|NHK ... - nhk.or.jp )
https://ift.tt/MJDerag
No comments:
Post a Comment